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富士ガリバー王国の現在は?閉鎖の原因と宗教との関係の噂についても

富士ガリバー王国の現在は?閉鎖の原因と宗教との関係の噂についても

2020.09.22

Trima心霊編集部

1997年にオープンした富士ガリバー王国は、開園当初は賑わいを見せていたものの2001年に閉鎖されました。閉鎖した理由はさまざまですが、大きな原因はオウム真理教という宗教団体の風評被害にあります。解体された現在の様子や中に入れるのかについてご紹介します。

目次

  1. 富士ガリバー王国の現在とは?
  2. 富士ガリバー王国について
  3. 1997年に山梨県西八代群上九一色村にオープン
  4. 当時の様子
  5. 2001年に閉鎖へ
  6. 富士ガリバー王国に入ることは可能?現在の様子とは
  7. ガリバー王国は立ち入り禁止
  8. 心霊映像のロケ地に起用される
  9. 富士ガリバー王国閉鎖の原因とは?
  10. 富士急ハイランドとの競合
  11. 不便なアクセス
  12. 閉鎖の大きな原因は「宗教」だった?
  13. オウム真理教の風評被害
  14. オウム真理教が過去に起こした事件
  15. 富士ガリバー王国の当時の姿を写真で紹介
  16. 一番の見どころだったガリバー像
  17. メルヘンな北欧の建物
  18. 富士ガリバー王国は心霊スポットとしても知られている
  19. 洋館
  20. ミラーハウス
  21. 心霊を体感したいなら「富士急ハイランド」がおすすめ
  22. 戦慄迷宮
  23. 実際にあった心霊体験
  24. 富士ガリバー王国に入る際は立ち入り禁止!自己責任で。

富士ガリバー王国の現在とは?

1997年に開園したもののわずか4年後の2001年に閉園した富士ガリバー王国は、現在どのようになっているのでしょうか。現在の様子や閉園の原因について、現在の写真を交えながらご紹介していきます。

富士ガリバー王国について

Book Landscape Nature - Free photo on Pixabay (751694)

富士ガリバー王国は1997年に山梨県西八代郡上九一色村にオープンした施設です。ガリバーの物語をモチーフにしていましたが客足が伸びず2001年に閉鎖に追い込まれました。

富士ガリバー王国の当時の様子や閉鎖になった経緯を見ていきましょう。

1997年に山梨県西八代群上九一色村にオープン

Mt Fuji Volcano Foggy - Free photo on Pixabay (751697)

1997年に山梨県八代郡上九一色村にオープンした富士ガリバー王国は、童話のガリバー旅行記をモチーフにした施設です。敷地面積は約370000平方メートルもありました。

周囲にはゴルフ場とリゾートホテルがあり、いずれも新潟中央銀行のファミリー企業が融資を受けて開業したものでした。童話のガリバー旅行記がモチーフになっています。

童話はガリバーの乗った船が嵐に巻き込まれて遭難し、漂着した国でさまざまな事件に巻き込まれていくというストーリーです。

当時の様子

Carousel Carnival Amusement Park - Free photo on Pixabay (751698)

施設の目玉は全長45メートルのガリバー像です。総工費は3億円とも言われており施設のシンボルとなっていました。他にも羊やワラビーと触れ合うことができる触れ合い広場や、ボブスレーができるボブスレーランドがありました。

ボブスレーとはウィンタースポーツのひとつで、専用のそりに乗り氷の上を滑走するスポーツです。ガリバー旅行記はアイルランドの童話なので北欧の品物を集めた北欧村もあり、童話の世界に入り込んだような気分を味わる施設だったのです。

2001年に閉鎖へ

Rollercoaster Looping Amusement - Free photo on Pixabay (751699)

オープンから4年後の2001年に施設は閉鎖されました。閉鎖の原因は同じ山梨県内にある富士急ハイランドとの競合や不便なアクセスだと言われています。

また、融資をしていた新潟中央銀行が1999年に経営破綻して新規の融資が打ち切られたことも影響しているでしょう。2001年の1月に抵当権が差し押さえられ、施設は競売にかけられましたが入札されず同年10月に閉鎖となったのです。

2002年に再び競売にかけられるまで、閉鎖後は廃墟と化していました。

富士ガリバー王国に入ることは可能?現在の様子とは

Fantasy Landscape - Free photo on Pixabay (751701)

富士ガリバー王国は閉鎖後に心霊映像のロケ地として使われました。しかし現在は更地となっていて中に入ることはできません。

現在の様子について見ていきましょう。

ガリバー王国は立ち入り禁止

Hdr Destroyed Area Old Factory - Free photo on Pixabay (751702)

富士ガリバー王国が閉鎖された後の跡地は2004年に「ザ・ドッグラン」としてオープンしました。しかしわずか1年で事実上の閉鎖となり、現在は巨大なガリバー像も他の構造物も撤去されている状態です。

2006年にアーバンコーポレーションという会社がドッグランを経営していた壮快美健館から不動産や経営権を買収し、リゾートホテルの建設を検討したと言われていますが、2008年にアーバンコーポレーションが倒産してしまいました。

そのため跡地は何にも利用されず放置されている状態です。

心霊映像のロケ地に起用される

Halloween Fear Chilling - Free photo on Pixabay (751704)

構造物が解体される前の廃墟は心霊映像のロケ地に起用されました。ロケ地として利用されたのは2005年に発売された「ほんとにあった!呪いのビデオ15」の第10話「ニューロシス」です。

若い女性が廃墟と化した富士ガリバー王国に忍び込むもので、ミラーハウスに入った際に人の声が聞こえるというストーリーでした。

ミラーハウスは施設のひとつで心霊スポットとして知られています。

富士ガリバー王国閉鎖の原因とは?

San Galgano Abbey Ruins - Free photo on Pixabay (751705)

オープンから4年で閉鎖に追い込まれた原因はいろいろとありますが、富士急ハイランドとの競合や不便なアクセスが大きな理由だと言われています。

競合相手の富士急ハイランドについて見ていきましょう。また、どれくらいアクセスが不便だったのかについてもご紹介します。

富士急ハイランドとの競合

富士急ハイランドは1961年に開園した富士五湖国際スケートセンターが前身の遊園地で、1969年に改称しました。絶叫マシーンを多く導入していることで人気を集めています。

山梨県富士吉田市にある富士急ハイランドと西八代郡上九一色村にあった富士ガリバー王国は22キロほどしか離れておらず、比較的近い場所に位置していました。

そのため富士ガリバー王国に行くのなら歴史があり、面白い場所だと分かっている富士急ハイランドに客を取られた可能性があります。

不便なアクセス

Street Road Horizon - Free photo on Pixabay (751706)

都心からアクセスするためには高速道路を利用します。中央自動車道の場合はインターを降りてから30分、東名高速道路の場合はインターを降りてから60分かかり、アクセスがしづらい場所にありました。

一方富士急ハイランドは校則を利用するものの、インターを降りてすぐに到着します。また、電車やバスでも訪れることができるためアクセスが容易です。

アクセスが不便だと客足が遠のくのは当然といえるでしょう。富士急ハイランドとの競合も相まってオープンから4年で閉鎖する事態となったのでした。

閉鎖の大きな原因は「宗教」だった?

Stained Glass Spiral Circle - Free photo on Pixabay (751708)

客足が伸び悩んだ理由は富士急ハイランドとの競合や不便なアクセスが挙げられますが、大きな原因は同じ村内にオウム真理教の施設があったためではないかと囁かれています。

オウム真理教が起こした事件について見ていきましょう。

オウム真理教の風評被害

Tea Lights Candles Light - Free photo on Pixabay (751709)

上九一色村はかつてオウム真理教の活動拠点となっていて、複数の施設が建設されていました。施設はサティアンと呼ばれ教団の修行場や毒ガスの製造場として利用されていたことがあり、上九一色村にはオウム真理教のイメージがつきまとっていたのです。

富士ガリバー王国は村の負のイメージを払拭するものとして期待されていましたが、風評被害を免れることはできませんでした。現在上九一色村は富士河口湖町や甲府市と合併して村自体が消滅しています。サティアンはオウム真理教が事件を起こした後に解体され、今は富士ヶ嶺公園という公園になりました。

公園からは富士山が見えることから多くの観光客が訪れる場となっています。しかし園内にはオウム真理教の起こした事件で亡くなった犠牲者のための慰霊碑が建てられており、事件が風化することはありません。

オウム真理教が過去に起こした事件

Background Blood Stain - Free image on Pixabay (751710)

上九一色村の第7サティアンではサリンを製造する施設が建設されていました。ダミーの会社を設立して薬品を入手しサリンを製造する予定でしたが、1995年に警察による強制捜査で事件が発覚しサリンの製造は未遂に終わりました。

この騒動はサリンプラント建設事件と呼ばれ19名が殺人予備罪で起訴されています。しかしオウム真理教は別の棟で製造したサリンを使い1995年に地下鉄サリン事件を起こしました。

地下鉄サリン事件とは教団が地下鉄の車内にサリンを散布して乗客や駅員13名が亡くなった事件です。

富士ガリバー王国の当時の姿を写真で紹介

Photo Camera Photography Old - Free photo on Pixabay (752985)

富士ガリバー王国のガリバー像や建物が撤去される前の写真を見ていきましょう。

一番の見どころだったガリバー像

全長45メートルのガリバー像は、施設一番の見どころでしたが、閉鎖後は顔や胴体に落書きされています。閉鎖直後は富士ガリバー王国に忍び込むことができたのでしょう。さびれていて寂しい雰囲気であることが写真から伝わります。

ガリバー像や建物は撤去されているため現在は更地となっています。

メルヘンな北欧の建物

富士山がきれいに見えることで当時は賑わいを見せていましたが、閉鎖後は富士山と北欧のメルヘンな建物の組み合わせが異質な雰囲気を漂わせています。大勢の人が訪れるテーマパークだったことが信じられないようなすたれ具合です。

富士ガリバー王国は心霊スポットとしても知られている

Gang Dark Gloomy - Free photo on Pixabay (751711)

構造物が解体される前の富士ガリバー王国が心霊スポットとして知られていました。特に心霊スポットとして人気だったのが洋館とミラーハウスです。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

洋館

Country House Building - Free photo on Pixabay (751712)

洋館は北欧の街並みをイメージして造られたものでレストランやおみやげ屋があった場所です。閉鎖された後の静けさの中にメルヘンチックな建物がある違和感が心霊スポットになった理由だと考えられています。

ただし、実際に心霊現象が起きた事実はありません。

ミラーハウス

Maze Labyrinth Solution - Free image on Pixabay (751713)

ミラーハウスは「ほんとにあった!呪いのビデオ15」でロケ地として使われた場所でもあります。正式名称はクリスタルファンタジーで、迷路のようなものです。

不気味な雰囲気があることや、近くに富士の樹海があることから霊に噂が出たのでしょう。洋館と同様に実際に心霊現象が起きた事実はありません。

心霊を体感したいなら「富士急ハイランド」がおすすめ

心霊を体験したいなら富士急ハイランドの戦慄迷宮がおすすめです。戦慄迷宮がどのような施設なのか、実際に心霊体験はあったのかについて見ていきましょう。

戦慄迷宮

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怖かった。 #富士急ハイランド#戦慄迷宮

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戦慄迷宮は富士急ハイランドの中にあるホラーアトラクションです。歩行距離が900メートルあり、五感で恐怖を感じる作りとなっているため途中でリタイアする人が続出するほど怖いと評判です。

現在の収容病棟篇では患者に人体実験を行っていた病院の中を歩いて進むうちに、患者を監禁していた収容病棟で殺された患者の霊が出てくるストーリーとなっています。

うめき声や消毒液のにおいなど病院らしさを感じられる仕掛けがたくさんあります。

実際にあった心霊体験

戦慄迷宮はアトラクションですが、実際に心霊現象が起きている場所でもあります。例えばおばけ役は大人の男性だけにもかかわらず、客ではない子どもや女性が隅で座っていたりするとされています。

実際に、心霊現象が多く起こるためおばけ役の人は短期間で辞めていくそうなので噂は本当なのでしょう。アトラクションに使用されているベッドやパイプは廃墟になった病院のものなので、病院で亡くなった人の霊が戦慄迷宮までついてきた可能性があります。

富士ガリバー王国に入る際は立ち入り禁止!自己責任で。

Forest Foggy Misty - Free photo on Pixabay (751714)

富士ガリバー王国の跡地には現在入ることができないので、恐怖体験をしたいのなら富士急ハイランドの戦慄迷宮がおすすめです。

数カ所のリタイア扉が用意されており、怖すぎる場合はリタイアすることもできます。入るのは自己責任で、富士急ハイランドを楽しんでください。

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