
日本三大瀑布はどこ?三大瀑布の魅力や楽しみ方や世界三大瀑布も紹介!
2020.09.26
Trima編集部
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日本三大瀑布をご存じですか?日本の絶景を見ることができる美しい滝のことです。そんな日本三大瀑布はどんな滝なのか、どこにあるのかについて紹介していきます。日本三大瀑布以外の滝にも素晴らしい滝はたくさん存在しています。また世界三大瀑布についても触れていきましょう!
圧巻の迫力!日本三大瀑布の魅力
日本三大瀑布って何?と言う方もいるでしょう。日本三大瀑布は、日本三大の滝のことです。そんな、日本三大瀑布について詳しく紹介していきます。
滝を見ると、とても癒されますしマイナスイオンを感じられます。旅行へ行く際には、是非日本三大瀑布を観光プランに入れてみてください。癒されること間違いなしでしょう。
日本三大瀑布とは?
日本三大瀑布は、栃木県にある華厳の滝、和歌山県にある那智の滝、そして茨城県にある袋田の滝と言われています。ですが、一部では宮城県の秋保大滝や静岡県の白糸の滝、富山県の称名の滝に入れ替えられることもあります。
ですが、一般的には華厳の滝・那智の滝・袋田の滝が日本三大瀑布です。どの滝も非常に雄大で迫力があります。足を運ぶだけで癒されるような、まさにパワースポットなのです。
四季折々で様々な表情を見せてくれる魅力的な場所です。
日本三大瀑布【華厳の滝(栃木県)】
まずは栃木県日光市中宮祠にある華厳の滝から紹介していきましょう。日光に観光に訪れた際には、是非華厳の滝へ立ち寄ってみてください!
華厳の滝の特徴
日光は四十八滝とも言われるくらい多くの滝が存在しています。その中でも一番有名なのが華厳の滝です。97mもの高さのある岸壁から落ちる中禅寺湖の水は迫力があります。
自然が作り出す滝の迫力は、壮大で見ているだけで心が洗われるような気持ちになります。天気の良い日には、虹がかかっている様子を見ることもできます。
「中禅寺温泉」と言うバス停から徒歩約5分の場所にあります。なかなかここまでの高さがある滝は珍しいので、一見の価値があります。
華厳の滝の魅力や楽しみ方
華厳の滝の一番の魅力は、やはりその高さから感じられる迫力です。観爆台からは間近で滝の迫力を感じることができます。そして、観爆台へはエレベーターで行くことができるのも魅力のひとつです。
滝が落ちる音、そして水しぶきを感じることができるのです。初夏には見事な新緑の中で滝が映えます。そして6月ごろにはイワツバメが周辺を飛び交います。
秋には紅葉に包まれ非常に美しいですし、冬場は雪景色となります。そして、1月から2月にかけては十二滝と言う細い小滝が凍り、滝全体がブルーアイスに彩られるのです。まさに四季折々の美しさがあります。
華厳の滝の場所やアクセス
華厳の滝へのアクセスは、JRもしくは東武の日光駅から東武バス中禅寺温泉行きに乗り、約40分で到着します。バス停からは徒歩5分です。
華厳の滝エレベーターの営業時間は、3月から11月までは8時〜17時で、12月から2月までの間は9時〜16時半となります。明智平ロープウェイは9時から16時までです。
是非、日光へ訪れた際には観光プランに入れてみてください。
日本三大瀑布【那智の滝(和歌山県)】
和歌山県にある那智の滝は、神々しささえも感じられる滝ですので、海外からも多くの観光客が訪れています。是非和歌山へ行かれた際は、迫力満点の那智の滝へ足を運んでみてください。
那智の滝の特徴
那智の滝は、落差133mもある大迫力の滝です。幅は13mもあり、滝壺の深さは10mにもなります。落差に関しては日本一で、さすが日本三大瀑布のひとつ…とも言えるようなダイナミックな滝です。
銚子口の岩盤には3つの切れ目があり、滝が三筋に別れて落ちることから「三筋の滝」とも言われています。飛瀧神社の御神体として祀られているため、非常に神秘的な空間になっています。
入り口から滝までの道のりは、昔ならではの石畳の道が続いており、「鎌倉積石階段」と言われています。神武天皇が東征の途上の際に見つけたと言われている神聖な滝です。
那智の滝の魅力や楽しみ方
やはりなんと言っても、三重塔である青岸渡寺から見る那智の滝は非常に美しく、写真を撮影する方も多いです。そして何と言ってもその高さから、迫力を感じることができます。
飛瀧神社は、熊野那智大社の別宮で社殿はありません。那智の滝が御神体となっているので御滝拝所から滝を拝むようになっています。
まさに美しさと厳かさのあるスポットで、パワースポットとしても非常に有名です。そしてもちろん、四季折々によって周辺の木々も色を変えるのでそれぞれの見所があります。
那智の滝の場所やアクセス
那智の滝は、和歌山県の東牟婁郡那智勝浦町那智山に位置しています。アクセスする際は、紀伊勝浦駅から熊野交通路線のバス(那智山行き)に乗ります。約30分ほどで「那智の滝前」に到着します。
バス停からは徒歩約5分です。那智御滝拝所は、6時から16時半までですが季節によって変動があります。巨大おみくじも非常に人気です。
バス停からは徒歩5分ですが、なるべく歩きやすい靴で行くことをおすすめします。
日本三大瀑布【袋田の滝(茨城県)】
茨城県にある袋田の滝は奥久慈のシンボルとも言われています。四度の滝とも呼ばれており、神秘的な印象の滝です。西行法師も絶賛したと言われています。
四季それぞれに良さがあるので、ひとつの季節ごとに一度は足を運ぶ場所だと言われています。
袋田の滝の特徴
袋田の滝は、高さは120mもあり、幅は73mです。観瀑台からはかなり近くで滝を見ることができるので、滝の迫力を肌で感じることができるでしょう。
滝の周りを取り囲んでいる木々は、その季節ごとに色を変えるので、それもまた非常に美しいです。茨城県のパワースポットのひとつとして知られています。
平成2年の日本の滝百選人気投票では、なんと1位を獲得したこともある滝です。それだけ多くの人に愛されている滝なのです。
袋田の滝の魅力や楽しみ方
冬場の袋田の滝は、なんと滝全体が凍結してしまいます。凍結すると言うことは、滝を眺めることはできないのか…と感じてしまいますが、この凍結した様子も非常に美しいのです。
全面結氷した時には、多くの人が訪れますし、アイスクライマーの人がピッケルを手にして氷壁に挑んでいる様子を見ることができることもあります。
確かに、なかなか凍っている滝を見ることはできないですし、貴重です。「氷瀑」と言われており、この時期を狙ってくる観光客も多いです。
袋田の滝の場所やアクセス
袋田の滝は、茨城県の久慈郡大子町袋田にあります。JR水郡線「袋田駅」から、バスで10分ほどで到着するので比較的アクセスしやすい場所です。
観瀑施設は11月から4月は9時〜17時で、5月から10月の間は8時〜18時まで営業しています。大人300円、小・中学生は150円で観瀑施設へ立ち入ることができます。
是非袋田の滝まで訪れた際は、観瀑施設から迫力満点の袋田の滝を眺めてみてください。江戸時代の頃は、水戸藩の領地内であったとされており、水戸黄門で知られている徳川光圀が訪れたと言われています。
日本三大瀑布に引けを取らないダイナミックな滝
日本には非常に多くの滝があり、それぞれの地方に有名な滝があり、多くがパワースポットとして扱われています。それだけ、滝には人の心を癒すパワーがあると言えます。
そして、日本各地には日本三大瀑布にも引けをとらないような迫力満点の滝がたくさん存在しています。そんな、ダイナミックな滝を紹介していきます。
是非滝巡りをしてみて、マイナスイオンを体全体に浴びてみてください。何より、滝の周辺は雄大な自然が多いため、それだけでも癒されるでしょう。
称名滝(富山県)
富山県中新川郡立山町にある称名滝は、4段になっている大滝で、その落差は350mもあり日本一です。「日本の滝100選」にも選ばれています。
大雨のあとや、雪解け水が流れている時には水量が多くなり、落差500mにもなる「ハンノキ滝」が出現します。迫力のある2つの滝がV字になって流れ落ちる様子は、まさにダイナミックです。
滝を真正面から見ると、水しぶきがかなり飛んでくるので濡れてしまいますが、その分滝を体全体で感じることができます。滝までは、30分ほど歩くため、歩きやすい靴で行くことがポイントです。
白糸の滝(静岡県)
「白糸の滝」と言う滝は、実は全国にいくつか存在しています。中でも静岡県富士宮市の白糸の滝は、まるで無数の糸を垂らしたかのような滝が美しく、滝壺はエメラルドグリーンに輝いています。
高さは20m、幅は210mほどもあり大迫力です。昭和11年には、その美しさから日本の名勝および天然記念物にも指定されています。
そして何と言っても、崖から直接湧き出ているかのような滝が特徴的です。白糸溶岩流と言う、水を通す地層の下に古富士泥流と言う水を通しにくい地層があるので、このような景色を見ることができるようです。
秋保大滝(宮城県)
日本の滝百選にも選ばれている宮城県の秋保大滝は、時には日本三大瀑布のひとつにも数えられるような滝です。落差は55mもあります。
川沿いの散歩道をゆっくりと歩きながら見る滝は非常に美しいですし、水しぶきを感じることでマイナスイオンを浴びているような気持ちになれます。
新緑に包まれている様子も、雪が積もっている様子も非常に美しいです。
吹割の滝(群馬県)
群馬県沼田市の片品渓谷にある吹割の滝は、東洋のナイアガラとも呼ばれるほどの迫力があります。高さは7mですが、幅が30mもあり、国の天然記念物および名勝にも指定されています。
約1300万年前の火山噴火によってできた岩石からこのような景色が生まれたと言われています。岩のくぼみが般若に見えると言われている「般若岩」もあります。
鍋ヶ滝(熊本県)
熊本県と大分県の県境に位置している小国町にあるのが、水のカーテンのように落ちる鍋ヶ滝です。CM撮影でも使われた場所で、非常に話題になりました。
3月末~4月上旬にはライトアップもされるので、さらに神秘的なパワーを感じることができます。
世界三大瀑布はどこ?
次は、日本三大瀑布ではなく世界三大瀑布についても紹介していきます!どの滝も、国境をまたぐほど大きく、迫力があります。
イグアスの滝
ブラジルとアルゼンチンの2つの国をまたいでいるイグアスの滝は、大小275もの滝があり最大落差は80mにもなります。そしてなんと、幅や約4kmもあるのです。
滝の全体を見たい!と言う方は、ブラジル側から見るのがおすすめです。様々な角度から見たい!と言う方にはアルゼンチン側がおすすめです。
ヴィクトリアの滝
アフリカの南部、ジンバブエとザンビアの国境にあるのがヴィクトリアの滝です。幅は1700m、落差は約108mもあります。まるで1枚の水のカーテンのように見えます。
現地では、その迫力からか、モシ・オア・トゥンヤ(雷鳴の轟く水煙)と呼ばれています。ヘリコプターに乗って滝全体を見渡すことができるプランや、リバークルーズもあります。
川の侵食によって、滝は上流へと少しずつ移動しており、滝の化石とも言われています。
ナイアガラの滝
アメリカとカナダの国境をまたいでいるナイアガラの滝は、五大湖のエリー湖からオンタリオ湖に流れるナイアガラ川の中間地点にあります。
溶け出した氷河が流れており、大地を削ってできたもので、年間3cmほど侵食されていっています。ナイアガラの滝には「レインボーブリッジ」と言う橋がかかっており、アメリカとカナダの国境を歩いて渡ることができます。
もちろん、パスポートはきちんと提示しましょう。「霧の乙女号」と言うアトラクションで、滝の迫力を間近で感じてみるのもおすすめです!
迫力満点の滝でマイナスイオンをたっぷり吸収
滝は、自然の壮大さや歴史を感じることができる神聖な場所です。どの滝も、パワースポットにもなっているようなエネルギーが溢れる場所です。
是非、旅行へ行く際には日本三大瀑布巡りをプランに入れてみて、マイナスイオンを体全体で感じてみてください。きっと癒されることでしょう!
また、日本三大瀑布以外にも、日本には素晴らしい滝が多く存在しているため、様々な滝巡りをするのもおすすめです!
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