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今年の春は日本三大夜桜を見に行こう!三大夜桜それぞれの特徴・魅力を紹介!

今年の春は日本三大夜桜を見に行こう!三大夜桜それぞれの特徴・魅力を紹介!

2020.09.26

Trima編集部

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日本の春の楽しみ方と言えば、お花見です。昔から桜は日本人に愛されており、毎年同じところで桜を鑑賞する人もいれば、全国の桜の名所を訪れる人もいます。今回は桜の中でも特に美しいとされる夜桜について紹介します。日本三大夜桜とはどこなのでしょうか。

目次

  1. 日本三大夜桜を見に行こう!
  2. 日本三大夜桜【弘前公園(弘前城跡)】
  3. 弘前公園(弘前城跡)の夜桜の特徴
  4. 見頃の時期やライトアップの時間
  5. 日本三大夜桜【上野恩賜公園】
  6. 上野恩賜公園の夜桜の特徴
  7. 日本三大夜桜【高田公園】
  8. 高田公園の夜桜の特徴
  9. 日本五大桜も要チェック!
  10. 三春滝桜(福島県)
  11. 山高神代桜(山梨県)
  12. 石戸蒲桜(埼玉県)
  13. 狩宿の下馬桜(静岡県)
  14. 根尾谷淡墨桜(岐阜県)
  15. その他おすすめの日本のお花見スポット!
  16. 大阪城公園
  17. 目黒川
  18. 新宿御苑
  19. 白石堤
  20. 北上展勝地
  21. お花見は日本人ならではの楽しみ!

日本三大夜桜を見に行こう!

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夜桜とは、夜に見る桜のことを指します。昼間の花見とは美しさを感じるポイントが異なり、かがり火や灯篭の明かりなどによって桜が綺麗に見えるという特徴があります。

その中でも「日本三大夜桜」は日本で最も美しい夜桜が見える3ヵ所が選ばれたものです。元々は「日本三夜景」と言われていたものが、函館、神戸、長崎の「日本三大夜景」が有名になったことで「日本三大夜桜」と名前を変えたと言われています。

しかし、誰がいつ頃選んだものなのかは分かっておらず、時代によって選ばれる場所も異なることがあります。今回はこの「日本三大夜桜」について詳しく紹介します。

日本三大夜桜【弘前公園(弘前城跡)】

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以前は高田公園の他には「京都の円山公園と長崎の丸山公園」が日本三大夜桜として知られていました。しかし、今では弘前公園と上野恩賜公園が日本三大夜桜とされています。

ここでは、まず弘前公園の夜桜について紹介します。

弘前公園(弘前城跡)の夜桜の特徴

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弘前公園に桜が植えられたのは1715年のことです。明治時代には1,000本の桜が植えられ、1895年に一般公開されるようになりました。弘前公園では、毎年4月23日~5月5日に「弘前さくらまつり」が開催されています。

弘前の桜は1つの芽からいくつもの桜が咲くのが特徴であり、ボリュームのある桜が楽しめます。これは青森県名産のりんごの剪定方法から生まれた技術であり、青森ならではの桜を楽しむことができると、県外からも多くの人が訪れます。

見頃の時期やライトアップの時間

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他の桜の名所に比べて北に位置していることから、桜の開花が4月下旬からと遅めです。夜桜を楽しむ際には寒さが気になる人もいますが、4月下旬ともなると寒さは和らいでおり、桜を楽しむにはベストな時期と言えるでしょう。

日没から23時頃にかけて桜のライトアップがされており、昼間とは違った桜が楽しめます。満開の時期の夜桜も美しいですが、桜が散って桜の木々越しに見える弘前城の美しさにも定評があります。

園内には露店もあり、およそ200もの店が賑わっています。

日本三大夜桜【上野恩賜公園】

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次に上野恩賜公園の夜桜について紹介します。

先ほど紹介した弘前公園と比べ、上野恩賜公園の夜桜はどのような特徴があり、いつが見頃とされているのでしょうか。

上野恩賜公園の夜桜の特徴

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上野恩賜公園は正式名称であり、通称「上野公園」として人々に知られています。この公園は1873年に作られた日本で最初の公園の1つであり、古くから桜の名所として多くの人の目を楽しませてきました。

「日本さくら名所100選」にも選ばれるほど美しく、園内にはおよそ50品種、1200本の桜の木が植えられています。その中でも400m続く桜並木は圧巻であり、見上げる、と空が見えないほどに咲き乱れる桜が目の前いっぱいに広がります。

東京の中心地にあることから仕事帰りの人で賑わい、1200個ものぼんぼりが桜を優しく照らしています。

見頃の時期やライトアップの時間

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桜の開花時期にもよりますが、例年3月下旬から4月上旬が桜の見頃とされています。「うえの桜まつり」の開催時期には日没から夜8時までライトアップされており、夜桜ならではの美しさを堪能できることでしょう。

アクセスの良さから例年400万人もの人が桜を見に公園を訪れており、あちこちで宴が開催されています。良い場所を確保したい人は日没前から訪れ、徐々に暗くなる空とライトアップされる桜のコントラストを楽しむことをおすすめします。

お花見の時期ならではの盛り上がりを感じたい人におすすめの場所です。

日本三大夜桜【高田公園】

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高田公園の夜桜は、上越市のPRにも「日本三大夜桜」のキャッチフレーズが使われており、古くから夜桜の名所として有名でした。時代によって日本三大夜桜の場所は変わっていますが、高田公園だけはその地位をキープしています。

では、高田公園の夜桜の魅力を詳しく紹介します。

高田公園の夜桜の特徴

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新潟県上越市にある高田公園は、春は桜、夏は蓮の名所として有名です。その中でも桜の時期には県外からも多くの観光客が、その美しさを見たいと訪れています。高田公園の夜桜の特徴は、お堀の水面に反射する美しさを楽しむことです。

通常は夜空に咲き乱れる桜を見上げるという楽しみ方ですが、高田公園の夜桜は水面に映る桜を楽しむのです。もちろん、そのまま桜の木を見るのも美しいですが、水面に映る桜は美しさを一層増しています。

見頃の時期やライトアップの時間

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毎年桜の見頃には「高田城百万人観桜会」が開催されています。第1回は1926年4月に開催されており、昨年で第94回を迎えました。2019年は4月1日から4月15日にかけて開催され、ライトアップは日没から21時(全盛期は22時)までです。

約4,000本のソメイヨシノを中心とする桜の木々が約3,000個のぼんぼりに照らされる姿は息をのむ美しさがあります。これほど人々が高田公園に集まる時期は無いと言われるほど、多くの人で賑わっています。

日本五大桜も要チェック!

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夜桜は夜に見る桜ですが、昼間の桜も違った美しさがあります。ここでは「日本五大桜」と称される、日本で最も美しい桜が見られるという名所を5つ紹介します。

三春滝桜(福島県)

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三春滝桜は、福島県田村郡にあります。樹齢が1000年を超えるとされているベニシダレザクラであり、1922年には桜の木では初めてとなる国の天然記念物に指定されました。その大きさから日本三大巨桜とも言われています。

この滝桜の種が柳沼吉四郎によって広められ、日本国内のみならず海外にも子孫樹が植えられています。見頃は例年4月中旬ごろとなっており、早い年では4月上旬に満開となります。

三春滝桜はJR三春駅から8キロほどのところにありますが、桜の時期になると駅からシャトルバスが運行しているのでアクセスは良く、毎年この木を見ようと30万人もの人が訪れます。

山高神代桜(山梨県)

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山高神代桜は山梨県北杜市にある実相寺内にあります。三春滝桜と並んで日本三大巨桜とも言われ、1922年に国の天然記念物に指定されました。

ヤマトタケルがこの地に桜の木を植えたという伝説が残っており、樹齢は1800年~2000年と言われています。日蓮聖人もこの桜を見ており、回復を祈ったことから「妙法桜」という別名が付けられています。

一時は樹木が小さくなり数年後には枯れてしまうという危機に見舞われましたが、原因を調査し、保護したことで再び成長しました。開花は4月上旬ころであり、開花に合わせて「神代桜まつり」が開催されます。

石戸蒲桜(埼玉県)

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石戸蒲桜は埼玉県北本市の東光寺境内にあります。先ほどの三春滝桜・山高神代桜と並んで1922年に国の天然記念物に指定されました。2000年には「21世紀に残したい・埼玉ふるさと自慢100選」にも選ばれています。

樹齢はおよそ800年とされ、エドヒガンザクラとヤマザクラの自然雑種によって生まれました。薄いピンク色の花びらが特徴で、自然に生えているのはこの石戸薄桜のみです。

4月上旬から中旬にかけて開花し、東京からもアクセスしやすいので多くの観光客が訪れます。現在は栄養土のおかげで開花するツボミが増えましたが、年々木が弱っているとの情報もあり、早めに見に行った方がいいかもしれません。

狩宿の下馬桜(静岡県)

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静岡県富士宮市にある狩宿の下馬桜は、「アカメシロバヤマザクラ」という日本最古級のヤマザクラの品種です。源頼朝が富士の巻狩りの際に桜を見るためにわざわざ馬から降りたという言い伝えから「狩宿の下馬桜」と呼ばれるようになりました。

江戸幕府第15代征夷大将軍の徳川慶喜は、「あわれその駒のみならず見る人の 心をつなぐ山桜かな」という歌をこの桜を見て詠んだとされています。

樹齢は800年ほどとされていますが、台風の被害などによって樹木は衰えており、今後どれくらい桜が見られるかは分かりません。

根尾谷淡墨桜(岐阜県)

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岐阜県本巣市の淡墨公園には、エドヒガンという樹齢1500年以上とされる桜の木があります。ツボミは薄いピンク、満開時は白色、散り際は淡い墨色と色が変わることが特徴です。

他の日本五大桜と同様に1922年に国の天然記念物に指定されました。1913年の大雪で幹の一部に亀裂が生じ、近年樹木の衰退によって空洞も広がっています。

しかし、今でも桜の開花時期には訪れやすいように特別ダイヤで鉄道が運行しており、遠方の人も訪れられるように工夫されています。

その他おすすめの日本のお花見スポット!

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日本は3月から4月にかけて桜の見頃であり、各地にお花見スポットがあります。お花見は友人や家族、仕事仲間や恋人と桜の美しさを堪能しながら交流を図るものです。

ここでは、日本三大夜桜や日本五大桜に選ばれていないながらも、それらに負けず劣らず綺麗なお花見スポットを紹介します。

大阪城公園

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関西圏で花見と言えば、大阪城公園を真っ先に思い浮かべる人も多いほど桜の名所となっています。大阪城は外国からの観光客も多く、大阪の観光スポットとなっていますが、桜の季節には外国人以上に日本人で賑わっています。

大阪城公園内には2000本の桜の木があります。特に「西の丸庭園」にはソメイヨシノなどおよそ300本が植えられ、「玉造口」にはヤエザクラと異なる種類の桜を楽しむことができます。

庭園内には大阪府の開花宣言を行う標本木もあります。夜になるとライトアップされ、この季節にしか見ることのできない、大阪城と桜のコラボが見られると人気です。

目黒川

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東京の花見スポットいえば目黒川の桜という人も多いです。目黒川の桜の特徴は、何といっても桜並木にあります。桜並木があるスポットは日本に何ヵ所もありますが、目黒川ではおよそ4キロに渡って桜が咲いています。

まさにどれだけ歩いても、目の前には桜という贅沢な光景が楽しめます。露店もありますが、目黒川沿いには多くの店が立ち並んでいるため、ショッピングを楽しみながらの花見ができます。

東京の中心にあるため、気軽に桜を見たい、桜並木を歩きたいという人におすすめです。

新宿御苑

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新宿区と渋谷区にまたがるようにある公園が「新宿御苑」です。およそ58ヘクタールという広大な敷地内には65種類もの桜の木が植えられており、それぞれが咲く時期が微妙に異なるため、見頃は2月中旬から4月下旬と長めです。

園内にはソメイヨシノの本数が最も多く、続いてイチヨウやヤマザクラ、カンザンという順番です。多くの人が訪れるため混雑しますが、敷地が広いので自分だけの穴場スポットを見つけられたらゆっくりと桜を鑑賞することができます。

4月にはヤエザクラのライトアップが行われるため、特に人が多く集まります。

白石堤

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宮城県柴田郡にある白石堤は「一目千本桜」として有名な場所です。大正12年に1,000本もの桜の木が寄贈されて以来、町の中心を流れる白石川沿いには約8キロに続く桜並木があります。

例年4月上旬から中旬が見頃であり、2019年は4月3日から18日まで「おおがわら桜まつり」が開催されました。遊歩道を歩きながらゆったりと桜を眺めるのもよし、お花見屋形船に乗って両岸の桜を楽しむのもよし、電車の車窓から見るのもよしと楽しみ方は人それぞれです。

混雑を避けたい人は午前中の早い時間に訪れることをおすすめします。

北上展勝地

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東北が誇る桜の名所として岩手県北上市にある「北上展勝地」があります。この場所は「みちのく三大桜名所」や「さくらの名所100選」にも選ばれており、東北では有名なお花見スポットです。

JR北上駅から徒歩で20分程のところにあり、4月15日から5月6日にかけて「さくらまつり」が開催されています。開催中は通常のお花見だけでなく、馬車に乗りながら桜並木を駆け抜けたり、遊覧船で桜をゆったりと楽しんだりと楽しみ方も様々です。

お花見は日本人ならではの楽しみ!

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今回は日本三大夜桜を中心に、桜が綺麗に見られる場所を紹介しました。桜=日本というイメ―ジが海外にも広まっているように、日本の春には欠かせない花です。

また、お花見も日本の文化であり、桜が咲く国でこのような楽しみ方は通常されていません。知らず知らずのうちに私達は日本文化を受け継いでいるのです。

ぜひこれからも毎年桜の季節にはお花見をし、桜の美しさを堪能しましょう。

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