旅行情報メディア【トリマ】

高知の方言(土佐弁)はかわいい語尾がいっぱい?挨拶の仕方や告白のフレーズ!

高知の方言(土佐弁)はかわいい語尾がいっぱい?挨拶の仕方や告白のフレーズ!

2020.09.25

Trima雑学

最近高知の方言が注目されているのをご存じでしょうか?かわいい語尾・告白のフレーズが多く、女性からも人気があります。今回は高知の方言一覧を徹底解説!語尾や独自の文法、可愛い表現、ありがとうなどの挨拶の言葉など、ぜひ高知の方言を学んでみてください。

目次

  1. 高知の方言(土佐弁)をマスターしよう!
  2. 高知の方言(土佐弁)の特徴とは
  3. 関西弁に近い
  4. 2つの地区に分けられる
  5. 母音は丁寧に発音
  6. 高知の方言(土佐弁)では完了形が使われる?
  7. 高知の方言(土佐弁)は語尾が独特!
  8. ろー
  9. ~ん
  10. ~ちゅう
  11. ~やき
  12. 高知の方言(土佐弁)のかわいい表現
  13. ちくと
  14. ひやい
  15. うんと
  16. らぁ
  17. ~ちや
  18. ほなな
  19. 高知の方言(土佐弁)のかわいい告白フレーズ
  20. 好きなが
  21. こじゃんと好きやき
  22. 愛しちゅうよ
  23. 高知の方言(土佐弁)でのあいさつの仕方
  24. 「おおきに」はあまり使われていない
  25. 「はじめまして」に代わる言葉はない
  26. 「ようきんしゃった」
  27. 高知の方言(土佐弁)のおもしろ表現
  28. ずん
  29. へんしも
  30. のうが悪い
  31. ちゃがまる
  32. 高知の方言(土佐弁)が聞ける映画
  33. 「死国」
  34. 「県庁おもてなし課」
  35. 高知の方言(土佐弁)は奥深い!

高知の方言(土佐弁)をマスターしよう!

 (798295)

四国にある高知県は、坂本龍馬ゆかりの地や高知城、桂浜などの歴史と自然豊かな観光スポットが楽しめる県です。高知と言えば、カツオをたたきをイメージする方も多いでしょうが、高知のグルメはそれだけではありません。

豊富な海の幸を堪能できるのはもちろんですが、鍋焼きうどんやかんざしなどのB級グルメも有名です。そんな魅力溢れる高知県では、方言も可愛いと話題になっています。昨今ではテレビや映画等で土佐弁を聞く機会も多く、たくさんの人を虜にしています。

今回は、高知の方言一覧を徹底解説!特徴、かわいい語尾・表現、告白のフレーズや面白い表現など、土佐弁の魅力を余すとこなくお届けします。

高知の方言(土佐弁)の特徴とは

 (798301)

高知の方言(土佐弁)は、四国の高知県で話されている方言で、四国方言の内の1つです。四国の他の県にイントネーションは似ていますが、独特な語尾や文法があり、奥深い方言だと言います。

高知の方言と言うと皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?テレビ等のイメージだと「~ぜよ」という語尾が有名で、若干きつく感じることも多いでしょう。ここからは、高知の方言の特徴を見ていきましょう。

関西弁に近い

 (798302)

四国や中国地方は京阪式アクセントを主流としていますが、現在のものよりも伝統的な関西方言のアクセントに近いと言います。関東の人が聞くと、関西弁と同じように聞こえることも多いでしょう。

しかし訛りが強いため、聞きなれない人からすれば、少し乱暴な言葉と感じることもあります。伝統的な関西方言のアクセントに近い土佐弁では、古い日本語を守っている傾向にあり、知れば知るほど面白い方言なのです。

2つの地区に分けられる

 (798303)

高知県の方言は基本的に2つに分けられます。西部方言、東部・中部方言です。西部方言は、幡多弁と言い、東部・中部の方言は土佐弁と言います。

西と東・中部では訛りが異なるため、そのイントネーションを聞けばどこの出身かわかるほどだとか。また、独自の語尾や言い回しもあるので、それぞれを比べてみるのも高知の方言の醍醐味と言えるでしょう。

母音は丁寧に発音

 (798304)

他の方言では、母音を省略することが多いですが、高知の方言では母音をしっかり発音する傾向にあります。母音を伸ばすと柔らかい表現になりますが、はっきりと発音するためハキハキとした印象を与えます。

特に連母音の「ei」をしっかり保存しています。標準語や関西弁では「計算」が「けーさん」になりますが、高知では「ケイサン」としっかり発音します。

年配の方はもう少し訛りが強く、「し」が「い」になったり、ガ行の子音、ダ行の子音の前に鼻音が入ります。

高知の方言(土佐弁)では完了形が使われる?

高知の方言の最大の特徴は、英語にあるような完了形を使うことです。通常「ちゅー・ちょる・ちょう」などを語尾に付けて表現します。

「~しちゅう」と言うと「~はし終わった」という意味です。「勉強はもう済ませているよ」と言いたい時は「宿題やっちゅうよ」になります。現在進行形のように聞こえがちですが、現在進行形の場合は別の表現を使います。

「勉強を今やっています」と現在進行形で表現したい場合は、「勉強やりゆうよ」と言います。もちろん過去完了形にも変換できます。同じ例を使うと「勉強やっちょった」になります。語尾が変わるだけで時系列が異なりますので、しっかり覚えておきましょう。

高知の方言(土佐弁)は語尾が独特!

 (798306)

高知の方言は語尾が独特なんです。先ほど紹介した英語の完了形のような表現にも語尾で区別されており、高知の方言を知るには、まず語尾を覚えておくと便利です。

ここからは、特徴的な語尾を紹介していきます。その語尾をつけることで、ニュアンスが変わってきますので、使い方をしっかり学んでいきましょう。

ろー

 (798341)

「ろー」は、活用語の終止形にプラスすることで推量(だろう)のような表現になります。例えば「安いだろう」と言いたい時は「安いろー」になります。

完了形をプラスして「安かっただろう」と言いたい時は、語尾に「~つろー」をつけます。同じ例で紹介すると、「安かっつろー」になります。

「~らしい」という推量を表す時は、「~にかあかん」をつけます。

~ん

 (798342)

語尾に「~ん」をつけると否定形になり、高知以外の四国各県でもよく使われる表現です。たとえば「食べない」は「食べん」、「行かない」は「いかん」、「見ない」は「みん」になります。

これが過去形になると「~ざった」「~んかった」が使われてます。同じ例で見てみると「食べざった」「行かざった」「食べんかった」「行かんかった」になります。これらの語尾は近県でもよく使われています。

~ちゅう

 (798343)

「~ちゅう」は高知では定番の語尾で、先ほど完了形のところでも紹介しました。「~している」「~た」「~ていた」などの意味です。

「おまんら昨日のこと忘れちゅうよ」と言うと「あなたたち昨日のこと忘れていたよ」という意味です。現在進行形の「~中」とは違いますので、気を付けてください。

~やき

 (798344)

高知に行けば必ずと言っていいほど耳にするのが「~やき」ではないでしょうか。語尾として「~だよ」「~です」という意味で使われるだけでなく、「~だから~。」と文章を繋ぐ際の「だから」の部分にも使えます。それぞれ例文で見ていきましょう。

「明日晴れやき」と言うと「明日晴れだよ」という意味。もちろん、前後の文章によっては「だから」という意味にもなります。「明日仕事やき、おんちゃんはいんまいんだぜ」と言うと「明日仕事だから、おじさんは今帰ったよ」になります。

他にも、よく耳にするのが「~が」です。文章の途中に入ると、代名詞のような働きをし、語尾にくると疑問形になります。

高知の方言(土佐弁)のかわいい表現

高知の方言はきつい印象を持たれがちですが、もちろんかわいい表現もたくさんあります。響きがかわいいので、標準語にはない独特の雰囲気が出るんです。

特に女性が使うとかわいらしく聞こえるでしょう。ここからは、ぜひ覚えておきたいかわいい方言を見ていきましょう。イントネーションなどは動画を参考にしながら、気に入った言葉をマスターしてみましょう。

ちくと

「ちくと」は「少し」という意味です。「少し」と言っても量は様々です。高知の方言では「ちっとは」「ちったぁ」なども「少し」という意味で使われています。「ちくと」は、「少し」の中でも比較的量が多い時に使われます。

地域によっては「ちょびっと」「ちみっと」なども使われるとか。1つの言葉に対して非常に多くのバリエーションがあり、ここでも高知の方言の奥深さを感じさせます。

「ちくと寄っていかんかよ」と言うと「ちょっと寄っていかない?」になります。

ひやい

「ひやい」は他の県でも使われる言葉ですが、「冷え冷えした」「冷たい」という意味です。季節がら冷える時にも使えますが、飲み物等が冷たい時にも使用できます。

例文を見ていきましょう。「今日はひやいね」と言うと「今日は冷えるね(寒いね)」という意味です。「この氷ひやい」と言うと「この氷は冷たい」という意味になります。

うんと

「うんと」は「大いに」「たくさん」「たいそう」「非常に」などの意味があります。「大げさ」「たいそう」という意味合いで「たいちゃぁ」もよく使います。「うんと褒めちぁって」と言うと「たくさん褒めてあげて」という意味です。

「うんとむずかしゅーて、よーせんちや」と言うと、「非常にむずかしくてできません」という意味になります。

らぁ

「らぁ」は「達」という意味。「あなたたち」は「おまんらぁ」になります。たとえば「おまんらぁ何しよっとか?」と言うと、意味は「あなたたち何してるの」です。目上の方に対しては「おまん」が「おまさん」になります。

「おまん」は「おまえ」を連想させあまり良いイメージを与えませんが、ネガティブな言葉ではなく通常「あなた」「君」などの意味で使われています。「らぁ」をつけると複数になりますので、覚えておきましょう。

~ちや

「~ちや」は語尾に使われる言葉です。何かに対して念を押したい時に使われます。意味合いとしては「間違いなく」「確信を持って言える」などになります。

「いかんちや、そんなんせられん!」と言うと、「駄目だよ(間違いなく)!そんなことしないで」という意味です。「いかん」と言うより強調されるため、この例文のように誰かに注意を促したい時に便利です。

また「~ちや」に否定形をプラスすると「も」という意味になります。たとえば高知でよく聞く「なんちゃあない」は、「何でもない」という意味です。

ほなな

「ほなな」、関西弁でもよく使われる言葉で、「それじゃあね」という意味。別れる時に使われる言葉で、響きが可愛いので女性が使うと男性陣をドキっとさせられるでしょう。

使い方としては、「ほなな~!また明日やで」と言う感じです。意味は「それじゃあ、また明日ね」になります。最後の「な」を少し伸ばし気味に発音するとより愛らしくなります。

高知の方言(土佐弁)のかわいい告白フレーズ

方言告白が男性から人気なのはご存じでしょうか?高知の方言は関西弁に似ていながらも、独自の語尾やイントネーションがあり、告白のフレーズからも女性ならではの強さや可愛さを感じさせます。

ここからは、告白のフレーズを3つ紹介していきます。標準語で気持ちを伝えるのも素敵ですが、時には方言を使っていつもとは違う告白をしてみてはいかがでしょうか。

好きなが

告白の定番と言えば「好き」という気持ちをストレートに伝えることでしょう。しかし「好きです」という言葉は簡単そうに見えて、難しいものです。面と向かっては照れくさくてなかなか告白できない人におすすめなのが、高知の方言の「すきながー」です。

意味は、そのまま「好きです」「好きだよ」になります。「おまんのこと好きながよ」と言えば「あなたのこと好きです」になります。

こじゃんと好きやき

同じくストレートな告白のフレーズですが、「こじゃんと」がつくことで、「凄く好きだよ」という意味になります。「好きなが」「好きやき」は語尾が違うだけで同じ意味です。

もっと真剣な思いを伝えたいながら「こじゃんと好きながって」と言うのもおすすめです。意味は「凄く好きなんだよ」になります。より気持ちが伝わりやすく、男性もキュンとさせられるでしょう。

愛しちゅうよ

「愛しちゅうよ」は「愛してる」です。「好き」という気持ちよりももっと深い気持ちを伝えたい場合は、「愛しちゅうよ」と言ってみましょう。親しみを感じさせる方言で愛を伝えれば、相手も負担に感じにくいです。もちろん、女性からだけでなく男性にもおすすめのフレーズです。

「うち、おまんのこと愛しちゅうよ」と言うと、「私、あなたのことを愛しています」になります。ぜひこれらのフレーズをアレンジしながら、高知の方言で告白してみましょう。

高知の方言(土佐弁)でのあいさつの仕方

 (798478)

独自の語尾や文法を持つ高知の方言ですが、挨拶の仕方はどうでしょうか?関西弁と同じ挨拶が使われているのでしょうか?「ありがとう」は関西では「おおきに」と言うのが主流ですが、高知ではどうでしょうか?

ここからは、高知のあいさつの仕方を見ていきましょう。

「おおきに」はあまり使われていない

 (798479)

かつては「おおきに」が使われていました。(高低高低)の発音で、まさに関西弁と同じイントネーションです。「おおきに」だけで「おおきにありがとうございます」の意味があり、非常に便利な言葉です。

しかし現在は、「おおきに」はほとんど使われいません。現在は標準語と同じで「ありがとう」が主流で、イントネーションは「高低低高低」です。ここでも関西のイントネーションが反映されています。

「はじめまして」に代わる言葉はない

 (798480)

初対面の人に対して使う「はじめまして」ですが、高知の方言ではこれに代わる言葉がないと言います。久しぶりに会った友達には「今何しゆうが?」「ちゃんとしよったが?」と言い、「今何してるの?」「元気にしてた?」などの意味があります。

「ようきんしゃった」

 (798481)

観光や仕事等で高知を訪れた相手に対しては、「ようきんしゃった」と言います。意味は「ようこそいらっしゃいました」です。「はじめまして」とは意味が異なりますが、初対面の人におもてなしの意味で使える言葉です。

「ようきんしゃった」というフレーズには高知ならではの語尾や含まれており、観光などで訪れるとホテル等で耳にする言葉です。

高知の方言(土佐弁)のおもしろ表現

高知の方言(土佐弁)には、他の方言同様に、意味がわかりにくいおもしろ言葉もたくさんあります。これらの言葉を覚えておけば会話にも役立ちますし、土佐弁の良さをさらに追及できるでしょう。

ここからは、代表的なおもしろい言葉を4つ紹介していきます。

ずん

「ずん」とは「変わり者」「頑固」という意味です。では、例文の中で見ていきましょう。「うちのおとやんはまっことずんやきん、しわいちや」。意味は「私のお父さんは本当に頑固者なので、しつこいです」になります。

ここで使った「まっこと」は、「こじゃんと」と同じような意味でも使えます。さほど頻繁に使う言葉ではありませんが、覚えておくと良いでしょう。

へんしも

「へんしも」は「直ちに」「急いで」「早急に」という意味。切羽詰まった状態の時や、急ぐ用事がある時に使われる言葉です。

たとえば「へんしも行かななりゃん。うちのおとんが苦しんじゅう」と言うと、「早急に行かないと。私のお父さんが苦しんでいます」になります。

のうが悪い

「のうが悪い」は高知の方言の中でも有名な言葉の1つです。「頭が悪い」「勉強ができない」という意味に捉えがちですが、この言葉には高知ならではの意味合いがあります。

「使い勝手が悪い」「調子が悪い」「体調が悪い」「具合が悪い」という意味で、実は頻繁に使用されている表現です。機械等の使い勝手が悪い時はもちろんですが、病気で調子が悪い時、用事があり具合が悪い際にも使えます。

「今日はのうが悪いきん、明日でかまんが?」と言うと「今日は用事があってダメなので、明日でもいいですか?」になります。逆に「調子が良い」場合は「のうがええ」と言い、頭に「こじゃんと」を付けると強調できます。

ちゃがまる

「ちゃがまる」は、アニメのキャラ名を連想させる言葉ですが、意味は「壊れる」です。物に対してだけでなく、人にも使える言葉です。人に対して使う際は、「疲れきっている状態」を示します。

たとえば「昨日パソコンがちゃまった」と言うと、「昨日パソコンが壊れた」という意味です。「○○さんは仕事のし過ぎでちゃがまりゆう」と言うと、意味は「○まるさんは仕事のし過ぎで疲れ切っています」です。

高知の方言(土佐弁)が聞ける映画

 (798570)

高知の方言には完了形などの独自の文法があり、マスターするのは若干難しいでしょう。言葉を勉強するには、やはりまず耳から慣れていくのがベスト!なかなか現地に行って方言を聞けない方は、映画で高知弁を聞いてみてはいかがでしょうか。

高知の方言が堪能できる作品や、言葉だけでなく高知を舞台にした映画など、高知の方言を聞くのにおすすめの映画を紹介していきます。

「死国」

 (798572)

映画「死国」は、坂東眞砂子さんの小説を映画化したミステリー&サスペンスで、1999年に公開されました。夏川結衣さん、筒井道隆さん、栗山千明さんなどが出演しており、高知を舞台に「逆打ち」、すなわち死者を蘇らせる禁断の儀式をテーマにしています。

四国八十八か所を逆に回り、莎代里を蘇らせようとするが・・。という物語です。全編に渡って土佐弁が話されており、四国八十八か所の風景も楽しめます。ホラーが苦手な人にはあまりおすすめできませんが、ぜひ作品の中で高知の方言に触れてみてください。

「県庁おもてなし課」

 (798571)

映画「県庁おもてなし課」は、有川浩さんの同名小説を映画化したもので、2013年に公開になりました。こちらも舞台は高知!観光促進のために県庁におもてなし課を設立し、”おもてなし”とは何なのか?真っ向から向き合い、自分たちにしかできないおもてなしを見つけていく物語です。

主演は、元関ジャニ∞の錦戸亮さん。他には、堀北真希さんや関めぐみさん、甲本雅裕さんなども出演しています。出演者たちは高知の方言にチャレンジしており、高知の田舎の景色がプラスされ温かみのある作品に仕上がっています。

高知の方言(土佐弁)は奥深い!

 (798597)

イントネーションは関西弁に似ていますが、語尾やその変換に特徴があります。英語の完了形に似た形が使われており、非常に奥深い方言と言えます。強い印象がありますが、告白のフレーズなどは女性らしさが溢れており、男性受けも抜群!

まずは簡単な言葉からマスターし、観光で訪れた際にはぜひ使ってみてください。

関連する記事