
大坂の方言を一覧で紹介!可愛い方言や胸キュン告白フレーズとは!
2020.09.24
Trima雑学
大坂の方言が好きな人は多いでしょう。大阪の芸人なども多くテレビに出演しているので、関東の人でも聞きなれた方言もあります。しかし中には間違って覚えている方言もあるので、注意してください。今回はさまざまな大阪の方言を紹介します。
大阪の方言を詳しく知りたい!
男女共に、大阪の方言は好きな人が多いです。特に関東圏内の人は、大阪の方言は胸キュンしやすく、大阪人に影響を受ける人も多いでしょう。一般的な「なんでやねん」や「せやな」などは、関東の方でも使っている人が多いです。
それだけ関東から見れば、大阪の方言は魅力的だということ。しかしこれらばかりでは、エセ関西弁と言われてしまうことも多いです。エセにならないように、もっと詳しく大阪弁を知っていきましょう。
大阪の方言には種類がある?
大坂の方言というと、なんとなくいくつかを知っている人が多いと思いますが、実は大阪の方言には3つの種類があります。普段聞きなじみのある方言がどの方言なのか、知っておきましょう。
大坂の方言として、3つあることをわかっているだけでも、にわか大阪弁を卒業できます。一つずつ大阪弁を知っていくためにも重要な部分です。また、近い友人が、どの大阪弁を使っているかも確認してみてください。
河内弁
河内弁は、大阪府東部の河内地方で使用されいる方言です。特徴としては、相手のことを「われ」と言ったり、疑問文で最後に「け?」を使います。比較的乱暴な口調に聞こえるので、初めて聞いた方は怖い印象を受けるでしょう。
ただ決して怒っているわけではなく、これが河内弁なのです。関西に住んでいる人ならば、怒っているのではなく、河内の方言であることがわかるでしょう。
摂津弁
摂津弁は大阪府北摂地区と兵庫県阪神地区で使用される方言です。一般的な大阪弁はこの摂津弁を使っている人がほとんどなので、聞きなじみのある方言が多くあります。大きなクセがないので、一般的な人でも理解できる方言が多いのも特徴です。
大阪弁の中の標準語が摂津弁なので、摂津弁を熟知していれば、大阪の人との基本的な会話はできます。大阪弁=摂津弁と考えてもあながち間違いではありません。
泉州弁
泉州弁は和泉弁とも呼ばれます。大阪の南西部の泉州地域で使われる方言です。地域によっては、和歌山弁や阿波弁が混ざっていることもあります。大阪弁の中でもマイナーな方言で、使っている人はごくわずかです。
河内方言と似ている部分もあり、関東の人が聞くと、怖いイメージに感じます。また、クセのある言葉も多いため、言っていることを理解しにくいのも泉州弁に多いです。
大阪の方言一覧【日常会話】
まずは大阪弁の日常方言から知っていきましょう。日常で使われる言葉なので、テレビなどでも聞いたことがある言葉です。最近では関東で関西弁を似せて使う人も多いので、使っている人も多いのではないでしょうか。
また、関西に友人がいる場合、必ず1度は聞いている言葉です。自分が使ったことがあるかどうか、確認しながら見ていきます。特に細かい意味などは、説明しなくても知っている人が多いでしょう。
ほんま
「ほんま」は「本当」という意味です。テレビ番組でも「ホンマでっかTV」などありますが、これを関東の言葉にすると「本当なんですか?TV」となります。「本当」という意味なので、疑問文にも肯定文でも使うことが可能です。
「ほんまやで!」なら肯定文、「ほんまなん?」なら疑問文。語尾によって疑問文か肯定文か変わるので、標準語の「本当」とさして変わりません。
めっちゃ
関東でも一般的に使っている人も多いのではないでしょうか。「めっちゃ」は関東でいうところの「凄い」という意味を指します。「めっちゃ好き(凄い好き)」「めっちゃ腹立つ(凄い腹立つ)」など。
比較的関東でもかなりの人が使っており、今では関西の方言という意識も薄れているのではないでしょうか。ただ元々は関西の言葉なので、関西の言葉を使っているという意識は持っておいた方が良いです。
かまへん
「かまへん」は「構わないよ」という意味。構わないよ、では堅くなってしまいますが「いいよ」というニュアンスです。「ごめんね、CD返すの明日でもいい?」「かまへんかまへん」のように使われます。
「かまへん」だけで使われることは少なく「かまへんよ」や「「かまへんで」、「かまへんかまへん」と2回繰り返されることが多いです。
えげつない
「えげつない」も関東の方で使う方がチラホラいますが、あまり意味をわかって使っている人は少ないです。「えげつない」は「ひどい」や「悪い」という意味で使われます。
「えげつないこと言わんといてーや(ひどいこと言わないでよ)」という使われ方です。最近では、何かやらかしてしまった時に「えげつなっ!」とツッコミのような使われ方をすることもあります。物凄いひどいことというよりも、軽いニュアンスです。
ほかす
「ほかす」は「捨てる」という意味。関東の人が聞くと「放っておく」と感じる人が多く、「これほかしといて」と言われると、放置しておくことが多いです。ただ関西の人のほかすは「捨てる」なので「これほかしといて」は「捨てといて」になります。
「ほかす」の他にも「ほる」、上記でも例文として出しているように「ほかしといて」とも使われ、使われる形はさまざまです。反対に「ほかさんといて」は「捨てないで」という意味になります。
えらい
「えらい」という言葉だけ見ると「偉い」と思う人が多いでしょう。ただ大阪弁の「えらい」はニュアンスが異なります。「偉い」は「ら」にアクセントをおきますが、関西の「えらい」は「え」にアクセントです。
この「えらい」は「凄い」を意味します。「えらい顔色悪いで」や「えらい頑張ってるなぁ」、「今日はえらく寒いなぁ」と使われることが多いです。関西の人から「えらい」と言われても、勘違いしないようにしましょう。
かなん
「かなん」は他にも「かなわんなぁ」などと使われます。意味としては「困った」のようなニュアンスです。「今日傘持ってきてないのに、大雨らしいわ。かなんなぁ」という形で使われます。
「かなん」に関しては、大阪だけの言葉ではなく、京都でも多く使われている方言です。大阪では「かなわへんわ」と使う方が一般的でしょう。重い意味の「困った」ではなく「やられたー」のような軽いニュアンスで使われます。
そない
「そない」は「そのような」「そんな」などを意味します。そのまま使われても、意味を理解しやすい言葉です。「そないなこと言うなや(そんなこと言わないでよ)」というように使われます。
テレビに出ている関西人の方は、関東弁と混ざって「そんな」という事もあり、最近では「そない」を使う人は少ないです。コテコテの関西弁を使う人や、関西に住んでいる方は「そない」を使っている人は多いです。
したる
「したる」は「~をする」という意味です。ただ何かをするというよりも、何かをしてあげるに近いニュアンスになります。「ほならどうにかしたるわ(じゃあどうにかしてあげるよ)」という使われ方が多いです。
この方言に関してはどちらかというと「たる」の部分がメインになります。「したる」の他にも「見したる(見せてあげる)」「聞いたる(聞いてあげる)」と、使われることも多いです。
せやねん
「せやねん」は、同調する時に使われる言葉です。「せやねんな(そうなんだよね)」という意味になります。この方言も「せや」と「せやねん」で若干ニュアンスが異なるので、注意しましょう。
「せや」は「そうだ!」のように使われる言葉です。「せや」に語尾が入り「せやで」や「せやねん」となると、同調する言葉に変わります。「ほんませやねん(本当にそうなんだよ)」と使われることが多いでしょう。
大阪の方言一覧【可愛い方言】
大坂の方言が好きな人も多いでしょう。男性ならばかっこよく聞こえますし、女の子の大阪弁はとても可愛く聞こえます。その中でも特に可愛い関西弁を集めました。男性が言っても可愛く聞こえる方言もあります。
特に女性が言うと可愛く聞こえるので、関西の女性は沢山使ってみてください。関東の方は、好きな芸能人が使っているのをイメージしてみると良いでしょう。
なんでなん
「なんでなん」は「なんでなの?」という意味です。ただ「なんでなん」と聞かれるだけでは、そこまで可愛く感じませんが、女の子が彼氏に甘える時に使うと効果絶大。
「今日一緒にいられへんの?なんでなん?」と「今日一緒にいれないの?なんで?」を比べると、大阪弁の方がはるかに可愛く聞こえるでしょう。関東で「なんで?」と聞かれると責められているように感じますが、大阪弁だと甘えているように聞こえます。
あかんで
「あかんで」は「ダメだよ」という意味です。比較的関東にも浸透している大阪弁なので、知っている人も多いでしょう。「あかん」だけでも意味は通じます。他にも「あかんって」など、使われ方はさまざまです。
男性に迫られた時に女の子が使うと物凄く可愛い言葉に変わります。「今日はあかんで」「ここではあかんで」などと使うと、男性はたまらないでしょう。
~やん
「~やん」は同調を求める時に使う言葉です。関東で言なら「そうだよね?」や「そうでしょ?」などと同じ意味合いを持ちます。「〇〇ってこういう性格やん」「言うてたやん」など、言い切って使うと肯定文、「やんな?」などと使うと疑問文です。
イントネーションで、肯定文か疑問文か変わるあたりも、関東の「でしょ」と似てます。関西の場合は疑問文は大体「な?」がつくのでわかりやすいです。
やんなぁ?
上記で紹介している「やん」の疑問形です。若干イントネーションが異なり、甘えるように使われます。「やんな?」は同調の意味ではありますが、どちらかというと、自分が間違ってない、自信のある時に使うことが多いです。
「やんなぁ?」甘えるような形で、同調を誘いたい時に使われます。同じ「やん」でも語尾のニュアンスによってかなり意味が異なるので、細かい語尾にも注目してください。
また後でな
言葉だけを見ると、全く方言のようには感じないでしょう。しかし実は大阪弁の「また」は関東の意味合いとは異なるのです。関東の人が「また後で」と言われると、数時間後のように感じるのではないでしょうか。
大坂の場合の「また」は「今度」の意味を持ちます。つまり「また後でな」は「また今度ね」という意味。この違いをわかってないと、「また後で会う約束してたっけ?」となるので知っておいて損はありません。
大阪の方言での告白は?
大坂で方言での告白の仕方を解説します。大阪弁を使った告白は、どのようにすれば、相手をドキドキさせることができるのか?大阪出身の男女は必見です。
大坂の告白は割と王道ですが、それでもドキドキさせられる部分が多いので、どんどん使っていきましょう。ただ関東の方が大坂弁を使うのは、嫌がられるので注意してください。
好きやねん
ストレートに「好きやねん」というのは、気持ちも伝わりやすくて良いです。「好きやねん」だけで物足りない場合は、「めっちゃ好きやねん」や「ほんま好きやねん」などつげると更に効果的。
普通に「大好き」と言われるよりも、気持ちが伝わるでしょう。
好きやで
男性は「好きやで」と伝えてあげてみましょう。「好きやねん」と比べると、優しいニュアンスになります。「好きやねん!」だと自分の気持ちをぶつけてる形になりますが「好きやで」はどちらかというと、求められた時に使う言葉です。
なので、「好きやねん」と告白された時の返しとして使うのも良いでしょう。
付きおうてくれへん?
大坂ならではの言い回しで、ドキっとしやすいのが「付きおうてくれへん?」です。上記の言葉も絡めると「めっちゃ好きやねん。せやから、付きおうてくれへん?」などが良いでしょう。
ただ「付き合う」には、単純に「一緒に行く」という意味もあります。「ちょっと付きおうてくれへん?」となると、「ちょっとそこまで一緒に行こう」になるので注意してください。
大阪の方言は人気抜群!
大坂の方言は関東人から人気絶大です。大阪出身の方は、自分の地方の方言をいかして気になる相手をドキドキさせましょう。せっかく人気が高いので、使わないのはもったいないです。
また、関東の方はしっかりと関西の方言を知っておきましょう。最近はエセ関西弁を使う人も多いですが、エセ関西弁は本物の関西人から嫌われます。しっかりわかった上で使えるように、勉強しておいてください。
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