
タイ旅行のベストシーズンは?シーズンごとの観光イベントも紹介!
2020.08.29
Trimaタイ編集部
タイには乾季・暑季・雨季の3つの季節があります。こちらの記事ではバンコク、チェンマイ、タイ南部リゾートなど、タイの地域別の観光ベストシーズン、季節別の服装の注意点などタイ旅行に行く前に知っておきたい、タイの気候に関する情報をお伝えします。
目次
- タイ旅行のベストシーズンは?
- タイは3つの季節に分けられる
- 乾季(11月~2月)
- 暑期(3月~5月)
- 雨季(6月~10月)
- タイの観光地別のベストシーズンは?
- バンコク
- チェンマイ
- アマンダン海側リゾート (プーケット島・クラビ・ピピ島など)
- タイランド湾側リゾート (タオ島・サムイ島・パンガン島)
- 日本の旅行シーズンにおけるタイの気候は?
- 年末年始(1月)
- ゴールデンウィーク(5月)
- 夏休み(7月~9月)
- シルバーウィーク(11月)
- タイのシーズンごとの観光イベント
- ソンクラン ( タイ全土・4月13日~15日)
- ロイクラトン祭(タイ全土・11月の満月の夜)
- タレー・ブア・デーン ( ウドンタニー・12~2月)
- 季節ごとの服装の注意点
- 暑季(3月~5月)
- 一年中楽しめるタイへ旅に出よう!
タイ旅行のベストシーズンは?
一年中常夏の国と思われがちな東南アジアの観光大国「タイ」ですが、実は季節による気候や気温の変動があります。こちらの記事ではタイの観光地別の「ベストシーズン」や「服装」の注意など、タイ旅行前に知っておきたい「気候」に関する情報を余すところなくお伝えします。
タイは3つの季節に分けられる
年間を通じて気温が高いタイですが、実は「乾季」「暑季」「雨季」の3つの季節があり、季節によってその気候は大きく変わってきます。タイの季節ごとの気候を知っておけばタイ旅行をより楽しむことができるでしょう。
乾季(11月~2月)
タイの11月~2月は乾季と言われ、その名の通りほとんど雨が降らない季節です。この時期は最高気温25℃前後の晴れの日が毎日続きます。一日中心地良いそよ風が吹き、朝晩は涼しく感じられることもあり、日中も日差しが強くないので観光に最適な季節です。乾季のタイは一般的に最も過ごし易い季節と言えるでしょう。
暑期(3月~5月)
タイの3月~5月は暑季と言われ、最高気温が35℃を超える灼熱の日々が続く季節です。雨季の近づく4月の終わり頃からはスコールが降る日もありますが、1時間ほどで止みまたすぐに暑くなります。暑季のタイは日差しが強く日中外に出ているのが辛い季節です。日が沈むにつれて気温は下がってきますが、夜もクーラーが手放せない寝苦しい暑さが続きます。
雨季(6月~10月)
タイの6~10月は雨季と言われ、突然のスコールに見舞われることが多くなってきます。特に9月~10月にかけては毎日のようにバケツをひっくり返したようなスコールが降るようになります。雨季とはいえ日本の梅雨のように一日中雨が降り続くことはなく、30分~1時間でスコールは止み、また日が差してきます。
雨季のタイはスコールが降る事以外は暑季とさほど変わりがなく、最高気温が35℃を超える猛暑日が続きます。日中は外に出ているのが辛いほどの気温と日差しが照りつけます。
タイの観光地別のベストシーズンは?
タイと言えば一年中常夏の国と思われがちですが、タイは日本のように南北に長い国ですので、北と南では気候がずいぶんと変わってきます。こちらの記事ではタイの観光地別に「ベストシーズン」をお伝えします。
バンコク
バンコクの観光ベストシーズンは「11月~2月」です。この時期バンコクは乾季のため雨はほとんど降らず晴れの日が続きます。最高気温は25℃前後で一日中心地良いそよ風が吹き、朝晩は涼しくさえ感じられるでしょう。日中も日差しが強くないので観光に最適に最適なシーズンです。
チェンマイ
チェンマイの観光ベストシーズンは「11月~2月」です。この時期チェンマイは乾季のため雨はほとんど降らず、晴れの日が続きます。最高気温は25℃前後で一日中心地良いそよ風が吹き、日中も日差しが強くないので観光に最適なシーズンです。
チェンマイはタイ北部の山岳地帯に位置しています。ベストシーズンとは言えこの時期のチェンマイは朝晩の気温が10℃前後まで冷え込み、日本の冬のような寒さになります。朝晩は厚手のセーターやジャケットが必須です。
アマンダン海側リゾート (プーケット島・クラビ・ピピ島など)
タイの西側アマンダン海に位置するリゾート、プーケット島・クラビ・ピピ島などの観光ベストシーズンは「11月~3月」です。この時期は乾季のため雨がほとんど降りません。最高気温30℃前後の晴れの日が毎日続きます。暑すぎないのでビーチでのんびりと過ごすのに最適なシーズンです。
タイランド湾側リゾート (タオ島・サムイ島・パンガン島)
タイの東側のタイランド湾に位置するリゾート、タオ島・サムイ島・パンガン島などの観光ベストシーズンは「2月~10月」です。タイの東側のタイランド湾エリアはバンコクやアマンダン海側のリゾートとは正反対の季節となっており、「2月~10月」が雨がほとんど降らない乾季にあたります。この時期は最高気温30℃前後の心地よい晴れの日が毎日続き、暑すぎないのでビーチでのんびりと過ごすのに最適なシーズンです。
日本の旅行シーズンにおけるタイの気候は?
日本の連休や夏休みシーズンにおけるタイの平均的な気候をお伝えします。
年末年始(1月)
年末年始はタイの乾季にあたります。この時期のタイは雨はほとんど降らず晴れの日が続きます。一日中心地良いそよ風が吹き、日中も日差しが強くないので年末年始はタイ旅行に最適なシーズンです。
ゴールデンウィーク(5月)
日本のゴールデンウィーク(4月終わり~5月初め)はタイの暑季にあたります。最高気温が35℃を超える灼熱の日が続き、日中外に出ているのが辛い季節です。
この時期はスコールが降る日も増えてきます。スコールは1時間ほどで止み、またすぐに暑くなります。日が沈むにつれて気温は下がってきますが、夜もクーラーが手放せない寝苦しい暑さが続くシーズンです。
夏休み(7月~9月)
日本の夏休み(7月~9月)はタイの雨季にあたります。バケツをひっくり返したようなスコールが降る日が続きます。雨季とは言え一日中雨が降っていることはなく、スコールは1時間ほどで止み、またすぐ暑くなります。
この時期のタイはの最高気温は35℃前後で日差しも強く、スコールが降る以外は非常に暑いシーズンです。
シルバーウィーク(11月)
日本のシルバーウィーク(11月初め)はタイの乾季にあたります。11月は雨季から乾季への変わり目ですのでスコールが降ることも稀にありますが、基本的には雨はほとんど降らず晴れの日が続きます。一日中心地良いそよ風が吹き、日中も日差しが強くないので観光に最適なシーズンです。
タイのシーズンごとの観光イベント
タイの伝統的な行事や、観光客に人気のイベントをご紹介します。
ソンクラン ( タイ全土・4月13日~15日)
「ソンクラン」とはタイの旧正月を祝う祝日で、4月13日~15日に固定されています。元々は年輩者の手に水を掛けてお清めをして敬う、という伝統的な風習であった「ソンクラン」ですが、近年では誰彼構わず水を掛け合う「水掛け祭り」に発展し、タイが一年で一番盛り上がりを見せる3日間となっています。
「ソンクラン」期間中はどこへ行くにもずぶ濡れになる覚悟で外出しなくてはいけません。ただ道を歩いているだけで何処からともなく水がかけられます。そして誰もそれを怒りはしません。場所によっては特設ステージが用意され、爆音をBGMに地元の若者や外国人旅行者が水鉄砲やバケツを抱え水を掛け合います。
世界でも類を見ないクレイジーな水掛け祭り「ソンクラン」は誰でも参加できるお祭りですので、是非この時期にタイを訪れてみてはいかがでしょうか。
ロイクラトン祭(タイ全土・11月の満月の夜)
毎年11月の満月の夜にタイ全土で行われる「ロイクラトン祭」は、川の女神へ感謝の気持ちを捧げ、無病息災を祈る目的で美しく飾った灯籠「ロイクラトン」を川に流すお祭りです。
タイ全土で行われる「ロイクラトン祭」ですが、タイ北部の街チェンマイの祭りが最も人気があります。チェンマイでは川に灯籠を流す代わりに「コムローイ」と呼ばれるランタンを一斉に空に放ちます。約1万個もの「コムローイ」が満月の夜空を埋め尽くす光景を一目見ようと世界中から観光客が訪れます。
「ロイクラトン祭」はタイ全土で誰もが参加できるお祭りです。是非この時期にタイを訪れてみてはいかがでしょうか。
タレー・ブア・デーン ( ウドンタニー・12~2月)
タイ東北部の街「ウドンタニー」にある「ノンハン湖」では毎年12月~2月にかけて睡蓮が満開になり見頃を迎えます。「タレー・ブア・デーン 」とはタイ語で「赤い蓮の海」を意味する言葉で、その名の通り東京ドーム約700個分にもなる広さの「ノンハン湖」の湖面を赤い睡蓮が埋め尽くす美しい光景が見られます。
睡蓮の花が開くのは早朝から午前中にかけてのみ。この儚い美しさを一目見ようと世界中からタイ全土から観光客が訪れます。「タレー・ブア・デーン」はタイ人から人気のあるスポットで、まだあまり知られていませんので今のうちに訪れておくと良いかもしれません。
季節ごとの服装の注意点
こちらの記事ではタイの季節ごとの服装の注意点をお伝えします。季節を問わず言えるタイでの服装の注意点として、タイの寺院ではノースリーブやショートパンツなど、肌の露出が目立つ服装は禁止されているので気をつけましょう。女性でしたら半袖にロングスカートか長ズボン、男性でしたら半袖に長ズボンか膝丈の半ズボンがよいでしょう。
また、タイの公共交通機関やデパートなどの建物内は必要以上に冷房が効いており寒く感じることも多いです。外がどんなに暑くてもさっと羽織れる薄手の長袖シャツは持っていた方が便利です。
乾季(11月~2月)
「乾季」のタイの服装は、女性でしたら半袖やショートパンツ、ワンピース、男性でしたら半袖半ズボンなどの日本の夏の服装で問題ありませんが、朝晩は気温がぐっと下がり寒く感じられることがあります。バンコクでしたら薄手の長袖シャツやショールなどの羽織物、チェンマイなど北部の街でしたら厚手のセーターやジャケットが必要になります。
暑季(3月~5月)
紫外線の強いタイの「暑季」は日差しが強いので日中の外出には帽子、サングラスや日傘が欠かせません。女性でしたらノースリーブにショートパンツ、ワンピース、男性でしたら半袖半ズボンなど日本の真夏日の服装が適しています。
雨季(6月~10月)
「雨季」のタイではふいなスコールに襲われることが少なくありません。折りたたみ傘やレインコートを持ち歩くと便利です。スコールが降ること以外は「雨季」のタイの気候は「暑季」とほぼ変わりません。
「雨季」は「暑季」同様日差しが強く、気温も非常に高いです。女性でしたらノースリーブやショートパンツ、ワンピース、男性でしたら半袖半ズボンなどの日本の真夏日の服装が適しています。
一年中楽しめるタイへ旅に出よう!
乾季・暑季・雨季と三つの季節があるタイですが、タイの季節や気候を知ってから旅行に出かければ、基本的にどの季節でも観光を楽しむことが可能な国です。次のお休みは是非タイに足を運んでみて下さい。
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