
出雲大社はどんな御朱印?御朱印の授与時間や御朱印帳情報まとめ!
2020.09.29
Trimaパワスポ編集部
島根県にある「出雲大社」は日本でもトップクラスの知名度がある神社です。縁結びのご利益があるとして全国から女性を中心に参拝する人が多いです。そんな出雲大社の御朱印帳が可愛いと話題になっています。今回は出雲大社の御朱印について、時間を含めて解説します。
出雲大社の御朱印はどんな御朱印?
島根県にある出雲大社は多くの雑誌やテレビにも取材されており、実際には訪れた事がない人でも写真などで見たことがあるという人がほとんどでしょう。それほど出雲大社の知名度は高く、縁結びのご利益を求めて多くの人が参拝に訪れます。
出雲大社のご利益やお守りは有名ですが、御朱印も注目され始めています。最近は全国の神社の御朱印を授かりに巡るツアーも開催されており、一層寺社仏閣ブームは勢いを増しています。
では、出雲大社の御朱印はどのようなものなのでしょうか。今回は出雲大社の御朱印に注目して詳しく紹介します。
出雲大社とは?
出雲大社という名前は聞いたことがあるけど、実際にはどのような神社なのかは知らないという人も少なくありません。ここでは出雲大社の基礎知識として、その歴史や出雲大社に祀られている神様について紹介します。
出雲大社を訪れる前に知っておくと更に楽しめるでしょう。
出雲大社の歴史
出雲大社は歴史のある神社であり、その創建は古事記の中に記されています。大国主神は国譲りの際、国を渡す代わりに立派な神殿を建てて欲しいという条件を出しました。
こうして建てられたのが出雲大社となっています。日本神話で語り継がれている話ですが、本によって記される話は少しずつ異なります。出雲大社の社伝では、第1回の造営は垂仁天皇の時代に行われたことが記録されています。
古くから「杵築大社」と呼ばれていましたが、明治時代に「出雲大社」に名称を変更し、近代社格制度で唯一の大社に指定されました。
祀られている神様
出雲大社には様々な神様が祀られています。その中でも中心的神様として知られるのが、主祭神である「大国主大神」です。「だいこく様」の愛称で親しまれており、縁結びの象徴ともされています。
他には、だいこく様の先祖と言われる「須佐乃男命」、だいこく様の正妻であった「須勢理毘売」、もうひとりの妻「多紀理毘売」、だいこく様が亡くなった際によみがえらせたと言われる「きさ貝毘売」や「蛤貝毘売」です。
ほとんどの神様がだいこく様に何かしらの関係を持っており、この神様の他にも本殿を守護する神様や、本殿の柱に祀られている神様などです。
御朱印の授与時間について
出雲大社の御朱印は、出雲大社の拝観時間内であればいただくことができます。3月から10月にかけては朝6時から午後8時、11月から2月までは朝6時半から午後8時となっています。
開始時間が30分違うのみですが、朝早すぎて授与所が開いていないということにならないように気を付けましょう。出雲大社は観光客が多いため、午前10時頃から夕方にかけて混雑します。
スムーズに境内を巡るためにも、朝の早い時間がおすすめです。
御朱印の料金について
御朱印を始めとする寺社仏閣で販売されているものは商品ではないため、「料金」や「値段」という言い方はしません。お守りや御朱印に対して払ったお金はお布施のような扱いとなり、寺社仏閣の管理に使われます。
寺社仏閣でよく目にするかもしれませんが、御朱印などに払うお金には「初穂料」という言葉が使われます。出雲大社では1つの御朱印につき、300円の初穂料となっています。
出雲大社の御朱印ポイントは3箇所・4種類!
ほとんどの神社では御朱印をもらえるのは社務所で、1つの神社につき1種類の御朱印となっています。しかし、出雲大社では御朱印がもらえるポイントが3カ所あり、御朱印も4種類扱っています。
ここでは、それぞれの御朱印をもらえるポイントを紹介し、どのような御朱印がもらえるのかを写真付きで解説します。
拝殿の裏
拝殿の裏でもらえる御朱印は、御本殿のものです。右側に「参拝」が大きく書かれ、左側には日付が書かれています。そしてその真ん中に「出雲大社」という文字が篆書体で書かれた判子が押されています。
とてもシンプルですが、古風な雰囲気が出雲大社の歴史を感じさせるとても素敵なデザインです。出雲大社の御朱印と言えばこの御本殿のものなので、観光客が列をなしていることも多く、1番人気が高いものでもあります。
御朱印からもパワーがもらえそうな迫力があります。
神楽殿
もうひとつの御朱印は「神楽殿」でもらえるものです。デザインとしては御本殿でもらえるものと同じですが、参拝の代わりに「奉拝」の文字が書かれており、判子は「出雲大社神楽殿」のものが押されています。
奉拝は参拝とほとんど同じ意味で使われることが多く、「慎んで参拝します」という意味を表しています。ほとんど同じように見えるかもしれませんが、別の御朱印という扱いになっているのでぜひいただきましょう。
せっかくなら、どちらの御朱印も御朱印帳に集めて後から見返したくなりますよね。
北島国造館
次にいただける御朱印は出雲大社境内にある「北島国造館」のものです。出雲大社の境内のすぐ右側にあります。
こちらもシンプルなデザインで、「奉拝」と右側に書かれており、左側には日付が記されています。そして真ん中にある朱印は「出雲大社」のものか「天理社」のものかを選ぶことができます。どちらも欲しい場合には、どちらもリクエストすることができます。
出雲大社っぽくないからと頂かない人もいますが、せっかくなので4種類全て集めて帰ることをおすすめします。
出雲大社の御朱印帳が可愛いと話題!
御朱印帳とは、様々な神社や寺でいただいた御朱印をまとめた1冊の本のようなものです。御朱印帳に直接手書きしてくれるところもあれば、印刷されたものを自分で貼るシステムになっているところもあります。
オリジナルの御朱印帳を扱っているかは神社によって異なります。出雲大社では昔から公式の御朱印帳は扱っていませんでした。しかし、参拝客からの要望が多かったからか、2種類の公式御朱印帳が販売され始めました。
紺色は雲のデザイン、白色は本殿のデザインが施されており、どちらもサイズは同じで価格は1,200円です。自分好みの御朱印帳を手に入れると、それだけで神社巡りが楽しくなります。
出雲大社の正しい参拝方法
出雲大社は通常の神社と参拝方法が少し異なります。もちろん一般的な参拝方法で参拝しても問題はありませんが、よりパワーを感じたりご利益をいただいたりするためにも、ぜひ出雲大社の参拝方法をマスターしておきましょう。
ここでは一般的な神社の参拝方法も含めて、出雲大社の正しい参拝方法を解説します。
鳥居をくぐる前に一礼
何気なく鳥居をくぐる人も多いですが、正しい参拝方法としては「鳥居をくぐる前に一礼すること」とされています。鳥居は神様が住んでいる領域と人間たちの穢れがある領域の境界となっている重要な場所です。
また、鳥居をくぐることで人間についている穢れを清めるという意味もあります。できればコートなどの上着を脱ぎ、帽子を外した状態で一礼することが望まれています。
諸説ありますが、鳥居の前では真ん中より左寄りに立ち、左足から踏み入れるといいと言われています。
参道・鳥居の真ん中を歩かない
参道は本来神様の通り道であり、参道の真ん中は「正中」と呼ばれる非常に大切な場所です。そのため、宮司でさえも決して真ん中は歩きません。参道を歩く際には必ず端を歩くようにし、神様の邪魔にならないように心がけましょう。
神社によって特殊なルールがあるところもありますが、基本的には参道を通る際は左に寄るのが正しいとされています。特に何も書かれていない場合は右側を歩いても構いませんが、真ん中はしっかりあけて歩くことを意識しましょう。
反時計回りで境内を参拝する
何も知らなければつい適当に巡ってしまう境内ですが、実は順番があります。出雲大社では勢溜→祓社→松の参道→手水舎→拝殿→八足門→本殿の順番で巡るのがご利益があるとされています。
境内に入ると一目散に本殿を目指してしまう人もいますが、心を落ち着かせ、まずは勢溜からスタートさせましょう。もちろん、この順番を守らなかったからといってバチが当たるわけではありません。
しかしご利益を最大限いただくためにも、覚えておいて損はありません。
祓社は必ず参拝する
本殿を参拝する前に必ず訪れるべきスポットが「祓社」です。これは勢溜りの鳥居をくぐった先の右側にあります。祓社がなぜ重要なのかと言うと、神主さんがお祓いを行う際に召喚する神様が集まっている場所だからです。
四柱と呼ばれ、「瀬織津比咩神」「速開都比咩神」「気吹戸主神」「速佐須良比咩神」が祀られています。この祓社にまず参拝することでお祓いを受けた後の綺麗な状態と同じことが起こります。
その状態で本殿に参拝することで、ご利益をいただくことができます。
二拝四拍手一拝
一般的な参拝方法として知られているのは「二礼二拍手一礼」です。しかし、出雲大社は本殿も含めて境内全ての社殿を参拝する際には「二礼四拍手一礼」が正式な参拝方法とされています。
出雲大社では毎年5月14日が例祭となっており、その日は神様に限りない拍手を送るという意味で「八拍手」が行われます。
この八拍手は年に1度の特別な日にしか行わないことになっているので、日常的には半分の四拍手が行われるようになりました。
ご利益実感多数!出雲大社の口コミ
出雲大社を訪れて本当にご利益があった!という声をよく耳にします。ここでは出雲大社を参拝した後にご利益を感じたという人の口コミを3つ紹介します。
どのようなご利益を感じられたのでしょうか。
婚活終わりました
独身であることに焦り、婚活を始めましたが全くいい人には出会えませんでした。このまま独身で一生を終えるのか・・・と思っていたところ、友達に誘われて出雲大社を訪れることになりました。
境内に足を踏み入れると何とも言えないパワーに圧倒されたのを覚えています。こんな風に感じた事がなく、一緒に行った友達は何も感じなかったようで不思議がられました。
しかし、その数日後、良い人と出会うことができたのです。しかも紹介してくれたのは一緒に行った友達でした。最初はご飯だけでしたが次第に距離が縮まり、デートをするようになりました。
その後も順調に関係が続き、この春ついに結婚します。(30代・女性)
出世できました
結婚して子供もできた今年、そろそろ出世をしたいと考えていました。業務成績は悪くはないものの、上司からの同意が得られず出世は先送りにされました。
しかし、ついに「今度の取引が上手くいったら出世させてやる」との言葉をもらったのです。何としても成功させたいので、取引先との縁を取り持ってほしいと願い、出雲大社を訪れました。
できるだけの準備はしたので、最後は神頼みしかないと考えたからです。その1週間後が商談だったのですが、取引先に気に入ってもらえ、無事に商談成立となりました。出世でき、給料も増えたので家庭円満にもなりました。(30代・男性)
彼氏と結婚できました!
彼と付き合って3年。もうすぐ30歳になりますが一向に結婚話が出てきません。この人と一生過ごしてもいいと思える相手ですが、向こうはそう思っていないのかなと思い、縁結びを求めて出雲大社に訪れました。
ちょうどその翌月が記念日だったのですが、サプライズなど1度もしたことがない彼が、理想的なプロポーズをしてくれたのです。彼も結婚を考えていたようで、急にプロポーズする勇気がでたとのことでした。
彼に勇気をくれたのは出雲大社の神様だと私は信じています。実際、プロポーズを思いついたのは記念日の1か月前だと言うから驚きでした。(29歳・女性)
出雲大社へのアクセス
出雲大社には全国から多くの人が訪れています。飛行機を利用して島根県を訪れる場合、「出雲縁結び空港」へのフライトを予約しましょう。そして空港連絡バスでJR出雲市駅へと向かいます。その後、一畑バスに乗って25分程で出雲大社に着きます。
便数は少ないですが、空港から出雲大社へ向かう直通バスも運行しています。電車でアクセスする場合も、まずはJR出雲市駅を目指しましょう。駅からは同様に一畑バスに乗り換えて向かいます。
また、出雲大社を訪れるツアーは全国にあるので、こちらを利用してみるのもおすすめです。
出雲大社は願いが叶う神社としても話題沸騰中!
今回は出雲大社の御朱印を中心に紹介しました。出雲大社は昔から信仰されてきた神社ですが、近年でも願いをかなえてくれる神社として話題になっています。
特に縁結びのパワーが強いとされており、好きな人がいたり恋人が欲しかったりする人はぜひ出雲大社を訪れてみてください。
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