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ビックカメラなんば店は心霊スポット?千日前デパートの火災とは

ビックカメラなんば店は心霊スポット?千日前デパートの火災とは

2020.09.22

Trima心霊編集部

現在ビックカメラなんば店がある場所は、大阪では有名な心霊スポットと言われています。千日前デパートの火災が原因でそうなったと言われています。当時の火災写真や悲惨な様子を訴えるマネキン写真を紹介します。そして千日前は以前墓地でもあり処刑場だったのです。

目次

  1. 事故現場が「心霊スポット」へ…
  2. 千日前デパート火災についての概要
  3. 1972年に大規模な火災発生
  4. 出火原因と被害拡大の原因
  5. 千日前デパートの火災写真一覧
  6. 呉服店の焼けただれたマネキン
  7. 煙が最上階まで来ている様子
  8. 必死に梯子にしがみつく様子
  9. 千日前はかつて「処刑場」だった
  10. 地名の由来
  11. 新選組「近藤勇」との関係
  12. 処刑場から成長を遂げた千日前
  13. 「プランタンなんば」で起きた心霊現象
  14. バーゲンセール時の店内放送
  15. 館内で行方不明になった人がいる
  16. 従業員はお守りを持たされる
  17. 現在の「ビックカメラなんば店」について
  18. 社が建てられている
  19. 心霊現象は激減している
  20. ビル周囲では心霊現象が多発
  21. 悲惨な事件を忘れてはいけない

事故現場が「心霊スポット」へ…

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大阪なんばにある、ビックカメラなんば店は非常に賑やかですし心霊スポットだと言われても信じられないのですが、実は以前、ビックカメラなんば店があった場所では悲惨な火災事故が起きているのです。

そのため、ビックカメラなんば店でも夜になると不可解な現象が起きたりと、心霊体験をしている方もいまだにいるのです。

まさに、以前事故が起きた場所が、そのまま「心霊スポット」として存在していると言えます。それが現在のビックカメラなんば店なのです。

千日前デパート火災についての概要

Hell Fire Volcano - Free image on Pixabay (749074)

千日前デパート火災は、史上最悪火災事故だと言われています。それだけ大きな被害でしたし、実際に死者も多数出ています。

歴史に残る大きな事故となってしまったのです。そんな、千日前デパート火災の概要を紹介していきます。

1972年に大規模な火災発生

Fire Flames Heat - Free photo on Pixabay (749078)

1972年の5月13日に起きた千日前デパート火災は、なんと死者が118名、そして重軽傷者が78名にもなりました。デパートの下階にある店舗が閉店をしたあとの22時27分頃に3階の婦人服売り場から火災は発生しました。

火災が起きた日は土曜日と言うこともあり、平日に比べると客も多く、それもあってか多くの人が犠牲になったのです。多くの人が、一酸化炭素中毒で亡くなったと言われています。

それだけ、建物内にはかなりの煙が充満していたと言われています。

出火原因と被害拡大の原因

Fire Fireplace Flame - Free photo on Pixabay (749080)

千日前デパート火災の出火原因は、なんと電気工事関係者のタバコの不始末でした。延焼したのはデパートの5階までだったのですが、上階まで続く階段が煙突の役割を果たしてしまい、すぐに上まで煙が届いてしまいました。

最上階(7階)で営業していたサロンまで煙が届いたのですが、その際に飲み逃げされてしまっては困るとのことで、従業員がなんと建物の避難扉の鍵を外からかけてしまったことによって、逃げ道が封鎖されてしまったのです。

これが被害拡大に繋がりました。また、非常誘導路には本来ならばしてはいけない間仕切りがしていなかったため、使い物にならず避難できずに亡くなった方が沢山いたのです。

千日前デパートの火災写真一覧

では、当時の火災の大きさがよくわかる、千日前デパート火災の写真をお届けします。

呉服店の焼けただれたマネキン

焼けただれたマネキンはかなりの迫力です。非常に怖いですし、何よりそれぞれのマネキンの視線が違うことも不気味に感じます。

髪の毛と手は、熱風によって焼けただれていますが、着物はわりと綺麗に残っています。これは、着物が燃えにくいシルクでできているからだと言われています。

この写真はとても衝撃的で、千日前デパートの悲惨さを表す写真のひとつと言えるでしょう。さらにまた、着物と言うのが衝撃的ですし、不気味さが増します。

煙が最上階まで来ている様子

火の手は5階まででとどまったようですが、煙は最上階まで押し寄せている様子がわかります。下の階の店舗は営業は終了していた時間でしたが、最上階のサロンは営業中の時間でした。

そのため、多くの人が犠牲になったのです。最上階であるにも関わらず、逃げ場を失った人たちが窓から飛び降りたり、飛び降りるのを躊躇していても、他の人たちが折り重なってきたことによって落ちてしまったりと様々です。

当時は、隣のビルへ続く通路が工事中だったようですが、その通路もブロックで塞がれてしまっていた状況だったようです。

必死に梯子にしがみつく様子

火災によって、エレベーターが停止してしまい、さらには非常扉も外側から施錠されてしまったため逃げ場を失ったことにより、救助の梯子には多くの人がしがみついている様子などが写真に残されています。

とにかく煙がひどく、一瞬で気を失ってしまうような状態でした。救助されている女性も、すすだらけになっている様子が見られます。

建物全体に煙が来ていて、火の勢いもものすごいものだったのでしょう。窓から飛び降りた方はほとんどの方が亡くなってしまったようです。

千日前はかつて「処刑場」だった

Halloween Skeleton Skull And - Free photo on Pixabay (749130)

なんと、千日前デパートが建てられていた土地はかつて処刑場だったのです。遡ること、1615年の江戸時代初期に「千日墓地」と言う大規模な墓地がつくられました。

さらに、そこに処刑場と焼き場までもが併設されたのです。この時点で、人々が当時から遠ざける場所となっていました。処刑場は、明治3年に廃止されています。

そんな、場所に千日前デパート、そして現在のビックカメラなんば店はあるのです。地下のなんなんタウンを建設する際も、地下から多くの人骨が出てきたようです。

地名の由来

Japan Tokyo Fuji - Free image on Pixabay (749166)

千日前の地名の由来は、その場所が処刑場や焼き場、そして墓地があるような死者を弔う場所だったためにいつもお経が流れていたのです。

読経が、千日間も鳴り響いていたことから「千日前」と言う地名がつけられたのです。また、近隣にある法善寺と言うお寺が千日回向を行うお寺だったから、とも言われています。

千日前の付近は、道頓堀であったり、湊町であったり、難波もそうですが水関係の地名がつけられているにも関わらず、千日前だけは特別な地名がつけられているのも、頷けます。

新選組「近藤勇」との関係

Samurai Silhouette Art Lone - Free photo on Pixabay (749170)

処刑場だった頃は、罪人が処刑されその首が晒し首として並べられていたと言われています。そのため、近くには首を洗うための井戸がありました。

そして、官軍側に捕らえられて処刑された新撰組の「近藤勇」も千日前の処刑場で処刑され、晒し首にされていたと言われているのです。

近藤勇の首は、その後塩漬けにされて京都の三条河原町まで送られて、そこでも晒し首にされました。その後また千日前に晒し首は戻ってきたようですが、その首の行方はわからないままなのです。

処刑場から成長を遂げた千日前

1870年には処刑場は廃止されました。そして、墓地と火葬場も阿倍野地区へ移動しています。ですが、元は処刑場であったことを多くの人が知っているため、買い手はつかなかったのです。

そのため、行政が見世物小屋を許可し、千日前を賑やかな場所にしようとしていました。その後1885年に南海電鉄の難波駅が開通したことによって更に発展していきます。

1914年には千日前楽天地となり、その後大阪歌舞伎座を経て千日前デパートが完成したのです。

「プランタンなんば」で起きた心霊現象

Ghost Escalator Spirit - Free photo on Pixabay (749175)

千日前デパートが火災となったその跡地には1984年に「プランタンなんば」と言うダイエーの百貨店が建設されました。千日前デパートに入っていたテナントなども入ることとなりました。

心霊現象が多く見られたのは、この「プランタンなんば」となってからです。どんな心霊現象があったのかを紹介していきます。

バーゲンセール時の店内放送

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バーゲンセールの時には、事前に服のタグ付けなど様々な準備が必要なため、臨時のアルバイトが採用されます。そして、夜遅くまで作業をしていました。

閉店後に店内に、女性の悲しそうな声で「火災発生…火災発生…」と放送が流れたのです。臨時のアルバイトの方たちがそれを聞いて慌てていると、社員が「放送テープのミスなので、そのまま作業を続けてください」と言ったのです。

つまり、いつも働いている社員からすると、それが当たり前になっていると言うことです。そしてその店内放送が流れたのは、千日前デパート火災が発生した時間と同時刻なのです。

館内で行方不明になった人がいる

Doll Window Fashion Display - Free photo on Pixabay (749383)

閉店後は、誰一人館内に残さないようにして、みんな一緒に帰ると言うのが当たり前になっていたことがあるようで、その際にアルバイトの子が「どうしてみんな一緒に帰るのですか?」と聞いたのです。

そうすると、社員の方が「以前、閉店後の館内で行方不明になった従業員がいるので、それからはみんな一緒に館内から出るようにしている」と言ったのだそうです。

館内で行方不明になるとは、なかなか考えられないことですが実際に行方不明になった方がいるのです。

従業員はお守りを持たされる

Cross Yellow Christian - Free vector graphic on Pixabay (749385)

従業員やアルバイトの方は、お守りを渡されそれを持っておくように言われます。「どうしてお守りなんですか?」と従業員に聞いても「いいから持っておけ!」とのことだったそうです。

アルバイトの中の一人が、悪ふざけをしてそのお守りを捨ててしまったのですが、そのアルバイトの方は翌日から何故か来なくなってしまい、そのまま連絡も取れなくなったと言われています。

やはり、お守りは身を守るために非常に大切なものだっとと言うことがよくわかります。

現在の「ビックカメラなんば店」について

プランタンなんばが閉店したあとは、2001年5月10日にビックカメラなんば店が建設されています。現在のビックカメラなんば店の詳細について触れていきます。

社が建てられている

現在のビックカメラなんば店には、お社が設置されています。「光明地蔵尊」と書かれています。この「光明地蔵尊」について調べると、死者の供養や慰霊の為に祀られていると言うことがわかります。

周辺には、写真とは別の社もありますが、そちらは千日前デパートの事故とは関係なく、「子供達の健やかな成長と、家内安全」のために御安置されているようです。

お社が設置されていると言うことは、今もまだ尚鎮魂が続いていると言うことがわかります。

心霊現象は激減している

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ビックカメラなんば店になり、プランタンなんばの時のような心霊現象は頻繁には起きていないようです。ですが、まだまだ心霊現象もあるようで、敏感な人からすると何か感じるものがあるようです。

特に、中層階のトイレへ入ると、視線を感じるのに誰もいない、誰かが入ってきた音がするのに誰もいない、などの心霊現象があるようです。

未だに、顔色の悪い子供がこちらを見ていて、迷子かなと思い近寄ったらいたはずの場所から消えていた…なんてこともあります。

ビル周囲では心霊現象が多発

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ビックカメラの館内だけではなくて、その周辺でも心霊現象は起きています。千日前のアーケードには未だに夜中「ドンっ!」と音がするのです。まるで人が落ちてきたような音で、周囲の人もそれに気づき上を見上げます。

ですが、落ちた気配は何もないということがよくあります。更に、千日前周辺でタクシーを拾おうとするとなかなか停まってくれないと言う噂があります。幽霊が多すぎてタクシーも停まりたくないのだそうです。

ですが、現在は心霊現象が減少してきたことによって、昔に比べて停まってくれるようにはなっているようですが、できれば千日前から少し離れた場所でタクシーを拾うのがいいでしょう。

悲惨な事件を忘れてはいけない

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心霊スポットとして有名になっている場所ですが、この地で起きた悲惨な火災事故は決して忘れてはいけません。

また、千日前デパートの火災によって、建築基準法および消防法、そして消防法施行令、消防法施行規則などに大幅な改正が行われました。それだけ大きな火災であったと言うことがわかります。

目を背けたくなるような悲惨な事故ですが、忘れてはいけない事件のひとつです。

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