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万座毛は沖縄で人気の景勝地!戦争にまつわる歴史や周辺観光情報も!

万座毛は沖縄で人気の景勝地!戦争にまつわる歴史や周辺観光情報も!

2020.09.13

Trima沖縄編集部

沖縄には様々な観光スポットが存在しますが、その中でも有名な景勝地が「万座毛」というところです。夕日やビーチが綺麗なところとして知られ、多くの人が訪れています。今回は万座毛について、駐車場や過去に起きた戦争にまつわる出来事を含めて紹介します。

目次

  1. 沖縄で人気の景勝地・万座毛
  2. 断崖から見る東シナ海が見どころ
  3. 象の鼻の形に似た岩が象徴的存在
  4. 海の透明度が高い
  5. 周囲の植物群落は県の天然記念物に指定
  6. 万座毛の名前の由来とは
  7. 万座毛の戦争にまつわる歴史
  8. 集団自決がおこなわれた場所
  9. 心霊スポットになっている
  10. 万座毛を望めるビーチはおすすめ
  11. 万座ビーチ
  12. 夕日の美しさで有名
  13. 万座毛周辺の観光地は?
  14. 琉球村
  15. おんなの駅
  16. 万座毛へのアクセス
  17. 駐車場情報
  18. 万座毛で青い海と緑を感じよう

沖縄で人気の景勝地・万座毛

万座毛があるのは、沖縄本島の北部にある恩納村という場所です。ここは綺麗なビーチが多いことでも知られているため、観光ルートに組み入れる人も多い景勝地です。

名前までは知らなくても、見た目が特徴的なので写真を見たらピンと来る人もいるでしょう。今回はこの「万座毛」について、名前の由来や見どころ、周辺の観光地を含めて詳しく紹介します。

断崖から見る東シナ海が見どころ

恩納村のほぼ中央に位置しているのが万座毛です。東シナ海に面した断崖絶壁であり、標高約20mの高台になっているため、そこから見える東シナ海は抜群の美しさを誇っています。

崖は琉球石灰岩からできています。これは沖縄に広く分布している地層で、長い年月をかけてサンゴ礁から形成されたもののようです。

バスと徒歩でアクセスできるところにあるため、レンタカーなしで沖縄本島を観光する人にもおすすめのスポットです。

象の鼻の形に似た岩が象徴的存在

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* この岩、ほんとにぞうさん🐘の鼻みたい( ˊᵕˋ *)♬ . . . ここ『万座毛』の由来は、 「万人も座する草原」 『毛』は草原という意味だそうです。 . 海🌊綺麗だね💙 . . . 📸2019.10.23 . . . #万座毛 #沖縄 #恩納村 #海が綺麗 #観光地 #青い海 #青空 #ぞうさん #日本の風景 #けしからん風景 #風景 #風景写真 #絶景 #絶景スポット #best_moments_landscape #best_moments_water #best_japan_photos #okinawatrip #okinawa🌺 #japantravelphoto #japantrip #look_japan #nature_special_ #nature_special_legend #special_spot_ #sorakataphoto #zekkei_japan #海が好き #写真を撮るのが好きな人と繋がりたい #広がり同盟

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万座毛は断崖絶壁から東シナ海が一望できることで写真を撮る人が多かったのですが、「象の鼻」が見えることから有名になりました。

東シナ海に突き出るようにある崖を横から見るような位置に立つと、ちょうど象の鼻の形をしている奇岩であることが分かります。このスポットはとても人気で、写真撮影をするために多くの人が列をなしています。

遅い時間には列に並ぶ時間が長くなるだけでなく、太陽の位置がちょうど逆光になって撮影が難しくなります。万座毛を訪れる際は午前中の早い時間がおすすめです。

海の透明度が高い

万座毛から下を除くと、海の透明度がとても高いことが分かります。万座毛が琉球石灰岩でできた地層であるように、昔からこの地は珊瑚礁が多く生息していました。

今でも水質の綺麗さは保たれており、海底まではっきり見えるくらい透き通っています。ごつごつした岩や海の中を泳ぐ魚影を見ることができます。

また、万座毛から見える海は光の当たり具合によって色を変えます。コバルトブルーの時もあれば、エメラルドグリーンの時もあります。人間の力ではコントロールできない、自然の威力や壮大さを感じられるスポットです。

周囲の植物群落は県の天然記念物に指定

万座毛は観光客が多いことから、遊歩道が整備されています。崖の絶景ポイントもいいですが、のんびりと遊歩道を歩きながら周りの植物群落を観察するのもおすすめです。

この植物群落には、オキナワスミレやハナコミカンボクなどの生息地が限定されている固有種が育っており、県の天然記念物にも指定されています。

10分程でぐるっと一周できるので、ぜひ植物の豊かさにも触れてみてください。青い空と植物の緑のコントラストがとても映えるでしょう。

万座毛の名前の由来とは

沖縄には独特な名前の観光スポットが多くありますが、「万座毛」という名前も少し変わっています。この場所が万座毛と呼ばれ始めたのは、琉球王朝時代であると伝えられています。

1726年に尚敬王がこの地を訪れた際、村人たちは臼太鼓でクンシイ毛を披露し、国王の訪問を歓迎しました。このおもてなしに国王は感動し、この地を「万人を座するに足る」と称賛したと言われています。

この出来事がきっかけとなり、万座毛と呼ばれるようになりました。

万座毛の戦争にまつわる歴史

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今でこそ国内外から多くの観光客が訪れる人気の景勝地となった万座毛ですが、実は戦争にまつわる悲しい過去を持っているスポットでもあります。

ここでは、過去に起こったある出来事について紹介します。

集団自決がおこなわれた場所

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太平洋戦争も終わりに近づいていた頃、万座毛がある恩納村は戦争の地となっていました。アメリカ軍が攻め寄せ、一般市民たちはこの崖の上まで追い込まれていたのです。

ここで大人しく捕まっても結局は殺される、戦争はいつ終わりを迎えるか分からないという状況の中、村人たちが選んだのは集団自決でした。

今でこそ綺麗な景色を見せてくれる万座毛ですが、当時は沖縄の人たちが人生で最後に見た絶望の景色であったことが分かります。このような歴史を知っておくことで、このスポットの意味を改めて考えさせられるでしょう。

心霊スポットになっている

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集団自決が起こった場所であることから、沖縄では万座毛を心霊スポットとして認識している人も少なくありません。自然を感じられるように柵などは設けておらず、「足元に注意」という看板が置かれているのみです。

崖の先まで足を進めると自殺願望が無くても飛び込んでしまう、夜になると軍隊が追ってくるような足音が聞こえるといったうわさも絶えません。実際に万座毛から身を投げて亡くなった人もいるようです。

ただでさえ水が集まるスポットは幽霊が集まりやすいと言われているので、万座毛も海の中に集団自決してこの世に未練が残っている人の霊が潜んでいるのかもしれません。

万座毛を望めるビーチはおすすめ

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万座毛を崖の上から見る人も多いですが、実はビーチからも見ることができます。そのビーチというのが、万座毛から海を挟んで向かい側にある「万座ビーチ」です。

ここでは万座ビーチについて紹介します。

万座ビーチ

万座ビーチがあるのは、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートです。ホテル所有のプライベートビーチとなっていますが、宿泊客以外も無料で利用することができる、穴場のビーチです。

ビーチ側から見る万座毛は違った見え方をし、新鮮な感じがあするでしょう。また、ビーチ利用としてもおすすめで、シャワーや更衣室は無料で使うことができます。

宿泊客と同じように正面玄関から入り、ビーチの方向に歩いていきましょう。1年中泳ぐことができますが、時期によって遊泳可能時間は異なります。

夕日の美しさで有名

万座ビーチが有名なのは、有名ホテルであるANAインターコンチネンタルのプライベートビーチだからではありません。万座ビーチから望む夕日がとても美しいことで有名になりました。

恩納村は夕日が沖縄本島の北部に位置しており、方角的に綺麗な夕日が見られることは知られています。その中でも綺麗に見られるスポットとなっているのが万座ビーチです。

東シナ海の水平線に沈んでいく様子を眺めるのは至福の時間であり、夕日に照らされた万座毛も普段以上の輝きを見せています。辺り一面が夕日に染まる様子をぜひ堪能してみてください。

万座毛周辺の観光地は?

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これまで万座毛について詳しく紹介してきましたが、万座毛だけのために恩納村に来るのはもったいないと感じる人もいるでしょう。

そこで、ここでは万座毛の近くにある観光スポットを2つ紹介します。

琉球村

琉球村は、昔の琉球の雰囲気が味わえるスポットです。大人1,500円、高校生1,200円、小中学生600円の入場料で1日中楽しむこともできます。

アクセサリーやシーサー、フォトフレームを製作できるところもあるので、旅の思い出として持ち帰るのもおすすめです。また、琉球村からの青の洞窟ツアーも開催されています。

三味線や伝統衣装、サーターアンダギー作りなど沖縄でしか体験できないものばかりなので、どれを体験しようか迷ってしまうほど種類が豊富です。

ほとんどの体験が屋内で行われるため、雨が降ってマリンスポーツが楽しめない日も琉球村では楽しく過ごすことができます。家族や恋人、友達、どんなメンバーで行っても楽しめる観光スポットです。

おんなの駅

恩納村をドライブするのであれば、外せないスポットとなっているのが国道58号線にある「おんなの駅」です。恩納村の採れたて農産物の直売所や沖縄グルメが楽しめるテナントが多くあります。

海産物やフルーツも全て新鮮で、沖縄でしか食べられないものが揃っています。「てびち唐揚げ」(550円/2個)や「もずく肉まん」(600円/3個)、「ムール貝うにソース」(1,200円)はぜひ食べておきたいグルメです。

沖縄らしい南国フルーツがたっぷり乗ったかき氷も食べることができます。美ら海水族館へと向かう道中にあるので、レンタカーで周る人は休憩がてら訪れてみてください。

美味しいグルメが多いので、お腹を空かせて訪れることをおすすめします。

万座毛へのアクセス

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沖縄は本土ほど公共交通機関が整っておらず、車でしか行けないスポットも多いです。そのため、沖縄を訪れる観光客の多くはレンタカーで移動します。

万座毛はバスを利用して行けるスポットですが、やはり車で訪れるという人が多いでしょう。那覇空港から高速道路を使えば1時間ほどでアクセスすることができます。

ここでは万座毛の駐車場情報を紹介します。

駐車場情報

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以前は万座毛のすぐ近くに駐車場が整備されており、車を停めて小道を抜ければすぐに象の鼻のスポットに行く事ができました。しかし、現在は万座毛周辺活性化施設整備事業の一環で、駐車場が工事中となっています。

乗用車は第二駐車場に停められるようになっているので、駐車場の案内に従いましょう。この工事は令和2年3月までの予定となっています。

駐車場には売店とトイレも設置されているため、休憩がてら立ち寄るのもおすすめです。万座毛への入場料および駐車料金は無料です。

万座毛で青い海と緑を感じよう

今回は沖縄県恩納村にある万座毛という景勝地について紹介しました。東シナ海を一望できたり象の鼻の形の崖が見られたりするおすすめのスポットです。

その一方で、過去には戦争で集団自決がおこなわれた悲しい過去も持っており、感じ方は様々でしょう。しかし美しいことには変わりないので、万座毛の青い海と植物の緑のコントラストの美しさを自分の目で確かめてみてください。

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