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廃墟・奈良ドリームランドの跡地は心霊スポットだった?解体作業中の事故とは

廃墟・奈良ドリームランドの跡地は心霊スポットだった?解体作業中の事故とは

2020.09.26

Trima心霊編集部

かつ「西のディズニーランド」とまで言われた奈良ドリームランドは、2006年に閉園してからは、国内のみならず海外でも有名な廃墟と化しました。現在は解体作業が進んでいますが、どのような姿になっているのでしょうか?また噂されている心霊現象も見ていきます。

目次

  1. 奈良ドリームランドの跡地は現在どうなってる?
  2. 奈良ドリームランドとは
  3. 全盛期は年間150万人以上が訪れる人気の遊園地
  4. 奈良ドリームランドとディズニーランドの関係
  5. 奈良ドリームランドの人気アトラクション
  6. 次第に業績が低迷し2006年に閉園
  7. 閉園後は廃墟遊園地として有名に
  8. 奈良ドリームランド跡地は心霊スポットでもある
  9. 自殺したオーナーの霊
  10. 解体作業中に事故があった
  11. 奈良ドリームランド跡地の現在
  12. 私有地のため立ち入り禁止
  13. アトラクションはほとんど解体されて残っていない
  14. 公売で落札されるも土地の再利用の予定はなし
  15. マニアに人気の日本の廃墟
  16. 端島炭鉱
  17. 足尾銅山
  18. 旧長崎刑務所
  19. 奈良ドリームランド跡地の今後に注目!

奈良ドリームランドの跡地は現在どうなってる?

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日本全国には営業不振などで閉業し、そのまま廃墟となってしまう施設がたくさんあります。年月を重ねることで劣化が進み、廃墟になってから有名になる場所もあるんです。また、その不気味な雰囲気から心霊スポットと噂されることも少なくありません。

かつて奈良県にあった奈良ドリームランドもその1つです。奈良県を代表する遊園地として多くの人たちに支持されましたが、惜しくも閉業してからは廃墟と化しています。

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場所は、奈良県奈良市北部にあり、JR奈良駅からは奈良交通バスで10分ほどです。奈良駅から13番および7番乗り場から「加茂駅行き」「高の原駅行き」「南加茂台5丁目行き」に乗車し、奈良ドリームランド前で降りると目の前に遊園地が広がります。

遊園地の中にはプールもあり、キッズ向けのアトラクションも充実していました。そんな奈良ドリームランドは、廃墟・跡地になってから心霊スポットとしても知られています。今回は、奈良ドリームランドの心霊現象や現在の様子などを解説していきます。

奈良ドリームランドとは

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まずは、奈良ドリームランドのとはどのような遊園地だったのか、開園から閉園までの歴史を振り返りながら特徴を見ていきましょう。開園したのは1971年7月1日。かつては「西のディズニーランド」と呼ばれるほど大盛況でした。

開園同時はその大規模で近代的なアトラクションの数々が多くの人々の心を掴み、関西一の遊園地とも名高かったと言います。

全盛期は年間150万人以上が訪れる人気の遊園地

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全盛期の1970年代には、年間約150万人の人が訪れたと言います。夏にはプール、冬はスケートリンクが設けられ、何度行っても楽しめる施設でした。県内だけでなく、関西方面の各県から多くの観光客が訪れ、賑いを見せていたんです。

関西には他に大きな遊園地がなかったのも原因でしょう。ディズニーランドのようなエリア構成になっており、訪れる人を笑顔にしてきました。

奈良ドリームランドとディズニーランドの関係

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良ドリームランドはディズニーランドと深い関係があります。そもそも開園に至ったのが、松尾國三氏がアメリカ・アナハイムのディズニーランドに感動し、ウォルト・ディズニー氏に直接会いに行ったのがきっかけです。そこで日本に誘致しようとしましたが、本気に捉えてくれませんでした。

のちほど技術者と共に再びウォルト・ディズニー氏の元を訪れ、その熱意が伝わりディズニーランドのノウハウを教えてもらったと言います。

ノウハウを元に日本独自の遊園地を作る前提でしたが、出来上がった遊園地はディズニーランドを模倣したものだったのです。この事実は、日本版ディズニーランドを誘致する際に大きな障害になったと言います。

奈良ドリームランドの人気アトラクション

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奈良ドリームランドは5つのエリアに分かれており、特に人気があったのは「モノレール」「潜水艦」「大海賊」などでした。モノレールでは、園内を一周でき家族にも人気が高かったと言います。

ジャングル巡航船 はジャングルのような場所を周遊し、空気を感じながら穏やかな時間を過ごせるアトラクションでした。当時では画期的なアトラクションの数々が人々を魅了し、「こどものくに」と呼ばれる、キッズ向けのエリアもありました。

次第に業績が低迷し2006年に閉園

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順風満帆に見えた奈良ドリームランドですが、ディズニーランドを真似たことも原因の1つでしょう。徐々に経営難に陥っていきます。開園当時は休館日は火曜日で、夏休みなどの長期休暇の期間は休館日なしで営業していました。

しかし、2002年の中頃からは経営難から、週末のみの営業にシフト。平日は閉園し、長期休暇の期間とその前後は毎日営業していましたが、それ以外が静まり返った状態でした。

収益的には夏季のプール営業だけでも集客・収益ともに問題なかったと言いますが、USJや東京ディズニーランドが開園したことで、たちまち来園者は減少!最終的には経営が困難になり、2006年8月31日に閉園しています。

閉園後は廃墟遊園地として有名に

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2006年に惜しくも閉園してから、建物は取り壊されずそのまま残っていたと言います。閉園してからも当時を懐かしむ人たちが訪れては写真に収めていました。

廃墟遊園地として有名になったきっかけは、ネット上にアップされた写真です。廃墟となってからからもジェットコースターなどの遊具は残っており、木々に囲まれた姿は幻想的に写りました。その人気は国内に留まらず、海外でも有名になっていったとか。

内部に潜入し撮影した動画はYouTubeで再生回数を伸ばし、たちまち外国人の観光客が増えていきました。朽ち果てた姿が美しいと廃墟マニアの亜間でも話題になり、TVでも取り上げられています。

奈良ドリームランド跡地は心霊スポットでもある

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廃墟となり放置されていた奈良ドリームランドは、廃墟としてだけでなく心霊スポットとしても有名になっていったんです。荒れ果てた園内は”何か”が出そうな不気味な雰囲気があることから、そのような噂が広まったとも考えられます。

また、近くにある橋も心霊スポットとして知られているとか。暗く不気味な橋で、自殺者が絶えない場所だと言います。ここでは多くの心霊現象が報告されており、それも影響して奈良ドリームランドも心霊スポットと言われるようなったと考えられます。

ここからは、奈良ドリームランドで噂されている心霊現象を見ていきましょう。

自殺したオーナーの霊

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1つ目は自殺したオーナの霊が出るというものです。開業を手掛けた松尾國三氏は、1984年に亡くなっています。1993年、ダイエーが日本ドリーム観光を吸収合併したことで、グループ会社の「ドリームパーク」が経営していました。

自殺したと言われるオーナーがどの方を指すのかはわかりかねますが、園内でオーナーの霊が出るという噂が出回っています。

解体作業中に事故があった

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解体作業中に事故があり、亡くなった人がいるという噂もあります。2006年に閉園してから、解体作業中に事故があったというニュースは一切出ていません。この噂はデマである可能性が高いでしょう。

他にも誰も乗っていない観覧車が勝手に回っていたという噂も。廃墟になってから閑散としており、不気味な雰囲気があることも心霊スポットと言われる原因の1つだと考えられます。

奈良ドリームランド跡地の現在

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奈良ドリームランドが閉園してから10年以上の月日が流れています。現在はどのような姿になっているのでしょうか?解体作業が始まっていると言いますが、更地になっているのでしょうか?それともある程度形は残っているのでしょうか?

ここからは、現在の奈良ドリームランドの様子を見ていきましょう。

私有地のため立ち入り禁止

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閉園後はそのまま残った状態で、多くの侵入者がいました。こちらの遊園地は私有地であり、所有者がいる土地です。よって、このような場所に勝手に入るのは不法侵入になり、罪に問われる可能性もあります。

侵入者が多かったことから、警察や住民は撤去を要請していましたが、その実現までには実に10年の月日がかかりました。解体作業が始まったのは2016年10月です。

アトラクションはほとんど解体されて残っていない

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2016年から始まった解体作業ですが、大規模な遊園地で莫大な費用がかかるため、作業にはかなりの月日がかかっています。現在は遊具はすべて取り壊されている状態だと言います。

「ドリームランド」の名前はかつて同じグループに所属していたローソンの店名に使われています。バス停の名称も長く残っていましたが、現在は「法蓮佐保山三丁目」に代わっています。

公売で落札されるも土地の再利用の予定はなし

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解体作業開始までにここまでの時間がかかったのは、土地の権利が分散しており、遊具撤去に莫大な費用がかかることが原因です。大型駐車場にするという案もありましたが、土地利用法がかなり制限されており実現には至りませんでした。

なんとか土地の買い手を見つけるため破格の金額で公売にかけましたが、応募者がない状態が続きました。2015年になってやっと1社が名乗りを上げたんです。それは大手不動産会社の「SKハウジング」!最低見積価格での落札ですが、土地の再利用に関しては未定の状態です。

マニアに人気の日本の廃墟

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全国には使われないまま荒れた状態になっているマニアに人気の廃墟がたくさんあります。廃墟には独特の空気感があり、それを写真に収めたり、当時の様子を想像・探索するなどにより欲求が満たされると言います。

ここからは廃墟マニアに人気の廃墟を3つ紹介していきます。

端島炭鉱

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長崎県にある島で、1960年代には人口密度が世界一になったことでも有名です。炭鉱の島として発展しましたが、閉山によりたちまち無人島、廃墟となっていきました。世界文化遺産にも登録されており、廃墟となった建物が今もなお残っています。

ベルトコンベアや坑口桟橋跡等。当時過酷に働いていた労働者たちを守ってきたような面影はなく、朽ち果てて外壁も崩壊されていますが、それが廃墟マニアを魅了すると言います。

足尾銅山

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かつて日本一の鉱都とも呼ばれた栃木県にある銅山です。現在は観光施設として一部を公開しており、トロッコ電車にのって全長700mの坑道を観光できます。

当時の作業風景を人形で再現しており、資料館では鉱山から銅になる過程も学べます。周辺には歴史館などの観光スポットも充実しており、400年の歴史を感じさせる風景は廃墟マニアから絶大な支持を得ています。

旧長崎刑務所

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長崎県諫早市にあった刑務所跡です。現在は解体されていますが、1992年に移転後しばらくはそのまま放置されており、廃墟になっていました。

赤レンガ造りで重みを感じせせる建物は、多くの廃墟マニアを虜にしたと言います。五大監獄の1つで100年の歴史を持つ壮大な建物でした。保存を希望する団体もいましたが、劣化が進んでおり保存には莫大な費用がかかるため断念。

現在は商業施設と住宅地になっています。

奈良ドリームランド跡地の今後に注目!

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閉園から10年の時を隔て、やっと土地の買い手が見つかりました。今後跡地に何を建てるのか、期待されている人も多いでしょう。大規模の土地ですので、奈良ドリームランドに代わる施設や遊園地などが建設される可能性もあります。

今度どのような施設に生まれ変わるのか、期待しながら待ちましょう。

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