
京都の晴明神社は観光で寄りたいパワースポット!ご利益や人気のお守り情報!
2020.09.30
Trima日本編集部
観光のついでに立ち寄る人も多く、地元の人も頻繁に訪れる京都の「晴明神社」。境内には多くのパワースポットがあり、晴明神社のご利益を求めて全国から多くの人が集まります。今回は晴明神社について、その歴史やアクセス方法、口コミを紹介します。
京都「晴明神社」観光のススメ
京都は日本の中でも様々な神社が集まっている場所です。京都を訪れて1つも寺社仏閣を訪れないという人は珍しいのではないでしょうか。
今回は紹介するのは、観光地のほど近く京都市上京区にある「晴明神社」です。この神社にはどのような歴史があり、ご利益があるとされているのでしょうか。
京都の晴明神社はどんなところ?
晴明神社という名前自体は聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。晴明神社と聞いて「安倍晴明」がすぐに思い浮かぶ人もいるかもしれません。
ここでは京都にある晴明神社がどのようなところなのか、歴史やご利益、アクセス方法などの基本情報を中心に紹介します。
晴明神社の歴史
1007年に安倍晴明を祀るため、一条天皇の令によって晴明の屋敷があった場所に社殿が建てられました。一条天皇は晴明の功績を讃えたのです。当時はかなり広い敷地に建てられていましたが、応仁の乱の後には規模が縮小してしまいます。
その後、安倍晴明の崇敬者たちによって、復興が進められました。次第に映画や文芸を通して、現代の人にも安倍晴明の存在が人々に知られるようになり、2003年には御鎮座壱千年祭が行われました。
御祭神
晴明神社の御祭神は、社殿が作られる理由にもなった「安倍晴明御霊神」です。安倍晴明は920年に生まれ、幼いころから様々な道に通じていました。特に天文学の知識が豊富で、成人後は天文陰陽博士として活躍します。
星座の急変などから天皇の退位を予言し、多くの人を驚かせました。遠く離れた吉凶も言い当てられたことで人々の信仰を集め、合計6代もの天皇の側近として働きました。
今でも残る年中行事や占法、暦術をこの時代に確立したのは彼の功績の一部です。今でも日本の陰陽道を築いたのは安倍晴明と敬われています。
ご利益
御祭神である安倍晴明は、陰陽道によって政府や天皇、人々を災いから遠ざけていました。そのため、晴明神社は「厄除け」「魔除け」のご利益があることで有名です。
厄というものは知らず知らずのうちに、人々の心の中に抱えてしまうものです。定期的に神前で手を合わせることが厄除けに繋がると信じられています。
特に厄年とされる数え年の男性であれば25歳・42歳・61歳、女性であれば19歳・33歳・61歳の人を中心に、前厄・後厄の人も含めて多くの人が参拝に訪れます。
神紋は清明桔梗
晴明神社の神紋は「晴明桔梗」です。形は星型で、陰陽道では魔除けの呪符として有名な「五芒星」が描かれています。木・火・土・金・水の5つの要素の相克を表しています。
多くの神社は、鳥居の額の部分には神社名や祭神名を掲げています。それに比べて晴明神社では、この印象的な晴明桔梗を掲げていることから珍しいと言われています。
鳥居や本殿に限らず、晴明神社の境内では至るところに神紋が見られるのでぜひ見つけてみてください。
アクセス方法
京都の晴明神社を訪れる場合、京都府内に住んでいる人でも公共交通機関でアクセスする人が多いため、ここでは電車やバスでのアクセス方法を紹介します。
まず、地下鉄の場合は「今出川駅」で下車し、そこから徒歩でおよそ12分のところにあります。JR京都駅からアクセスする場合は、駅前のバス乗り場から9番に乗り、「一条戻橋・晴明神社前」で下車しましょう。
阪急烏丸駅もしくは地下鉄四条駅の場合は、12番のバスで「一条戻橋・晴明神社前」まで行きます。京阪三条駅からは12番もしくは59番のバスに乗り、「堀川今出川」で下車しましょう。いずれのバス停からも徒歩2分程で神社につきます。
晴明神社の見どころやパワースポット
晴明神社の境内を歩いたり本殿に向かって手を合わせたりするだけで、なんだかパワーを感じられます。しかし、境内には本殿以上にパワースポットだと噂されているスポットがあり、全て見逃さずに見て周りたいところです。
晴明神社を訪れる前に知っておくことで、素通りしてしまうことが無くなり、パワーを余すことなく吸収できるでしょう。では、どのようなスポットがパワースポットと言われているのでしょうか。
安倍晴明の神通力で湧き出た水「清明井」
二の鳥居をくぐり、進んだ先の右手には「晴明井」があります。ここは安倍晴明の念力によって水が湧いてきたという伝説が残されている場所であり、病気平癒の力があると言われています。
あの有名な千利休もこの水を茶会で茶の湯として使用し、豊臣秀吉はその茶を飲んだと伝えられています。歴史上の人物も味わったとされる晴明井の水は今でも飲むことができるようです。
1人あたり500mlのペットボトル1本まで持ち帰ることができるようです。ただしそのままでは苦味が強いため、1度沸かして飲むようにしてください。
水を飲まなくても、この井戸を写真に収め、それを携帯の待ち受け画像に設定すると同じ効果が得られると言われています。
体の痛みも取り払ってくれる「厄除桃」
桃は陰陽道において、魔除けや厄除けを表す果物です。古事記などの書物の中にも、桃が魔物を追い払うシーンがあるなど、昔から縁起の良い果物として人々に愛されてきました。
晴明神社では金色の桃の像が置かれており、「厄除桃」と呼ばれています。この桃をなでることで、体の中にある厄が桃へと移り、楽になると言われています。
これが転じて、体に痛い部分がある人は、この厄除桃を撫でることで痛さが桃へと移り、痛みが無くなるとされています。
樹齢300年の御神木
【御神木】
当神社の御神木は、楠です。樹齢は約300年。樹皮に触れると独特の感覚があります。
御神木に触れられる機会はそう多くないと思います。ゆっくり静かに手をあてて大樹の力を感じとってください。#seimeijinja#kyoto#晴明神社#京都#御神木pic.twitter.com/0WDyQB9gQE
— 晴明神社 (@seimeijinja) May 9, 2017
晴明神社のご神木は、樹齢300年と言われている楠です。樹木を囲むようにしてベンチが設置されているため、ベンチに腰掛ければ背中にパワーを感じられることでしょう。
神社のご神木の中には触れないように囲いがあるところもありますが、晴明神社では囲いなどは無いため、直接樹皮に手を付けることもできます。よりパワーを感じられるとして、晴明神社の中でも1、2を争うパワースポットとなっています。
ご神木の周りだけ空気がより澄んでいるのを感じたという人も少なくありません。
晴明神社最強のパワースポット「安倍晴明公像」
晴明神社を訪れたらこの像を見ずには帰れないと言われている最強のパワースポットが「安倍晴明公像」です。安倍晴明の肖像画を元に作られた像は、今にも動き出しそうなほどリアルさがあります。
衣の下で印を結び、天体観測をしているポーズをしています。安倍晴明が霊となって現れるとしたら、迷わずこの像に憑依するでしょう。それだけリアルであり、境内の他の場所とは異なる雰囲気が流れています。
本殿に手を合わすのはもちろん、この安倍晴明公像にも手を合わせるのを忘れないようにしましょう。
晴明神社の御朱印
晴明神社は参拝客が多いため、書置きの御朱印で対応しています。晴明神社の文字は安倍晴明34代目子孫の土御門晴雄が書いた文字を版におこしたものです。
初穂料は500円となっており、お金を払うとオリジナルのクリアファイルに御朱印を入れてもらえるので、自分で御朱印帳に後から貼りましょう。午前9時から夕方5時半の間に授与所でもらえます。
また、晴明神社オリジナルの御朱印帳も販売しています。2,000円で、表紙には晴明神社の神紋が描かれたパワーを感じるものとなっています。
種類が豊富!大人気のお守り
晴明神社のお守りは、種類が豊富であやかりたいご利益によって購入することができると人気です。1年中販売していて通常のお守りタイプはすべて1,000円で、御守・向上守・陰陽守・心願成就守・厄除守・勝守があります。
その他にもご神木の葉を入れた病気平癒守(2,500円)や自転車などに付けられる「交通守」(1,000円)もあります。期間限定のものでは、6月から9月の「桔梗守」(1,000円)、6月から8月の「七夕守」(700円)、11月中旬から12月の「もみじ守」(1,000円)があります。
これらは期間限定ではっきりと何日まで授与するか決まっていないので、欲しい方は早めに購入することをおすすめします。
京都晴明神社の口コミ
ここでは晴明神社の口コミを紹介します。晴明神社を訪れてよかった、厄除けのご利益は本物だったという声が多くあります。
信じるかどうかはあなた次第ですが、多くの人にご利益があったというのは、それだけパワーが強い神社と言えるでしょう。
厄を回避できました
数え年で33歳になった昨年、晴明神社に厄除けのために訪れました。私は数え年19歳の本厄とされる年にどの神社にも行かず、見事に不幸に見舞われたのです。1年の間に2回も交通事故にあり、毎月のように体調不良に見舞われました。
今回の厄年はそのようなことになってほしくないと、藁にも縋る思いで行きました。事前に正しい参拝方法を予習していき、厄除けの御守りも購入してずっと持ち歩いていました。
そのおかげで1回も不幸だと思うような出来事は起こらず、1年間健康で過ごせました。
厄除守は最強!
私は周りからも認められるほど不幸体質で、すぐに悪いことが起こっていました。どうして周りの人はそんなに楽しく過ごせるのだろうと思うほど、私が厄病神扱いされたこともあったほどです。
これまで多くの神社を訪れ、厄除けで有名な神社のお守りも試しましたが、大して変化は見られませんでした。そんな時、京都に行った友達から晴明神社の御守りをお土産として受け取りました。
自分で参拝していないため半信半疑だったのですが、その日から早速持ち歩くようにしたところ、大きく改善したのです。これほどまでに効果のあった御守りは初めてで驚きました。
京都晴明神社周辺のおすすめ観光スポット
京都は日本を代表する観光都市です。国内からだけでなく、海外から訪れる人も少なくありません。晴明神社の近くはちょうど観光スポットが多くある場所であり、晴明神社の参拝前後に観光を楽しむことができます。
ここでは、晴明神社の近くにあるおすすめの観光スポットを紹介します。
北野天満宮
地元の人からは「北野の天神さん」「北野さん」という愛称で親しまれているのは「北野天満宮」です。これは全国に1万2,000寺以上あるとされる天満宮の総本山であり、ご祭神は菅原道真です。
天満宮は学業の神様として有名であり、その総本山とあって全国から人々が合格祈願にやってきます。修学旅行でプランに組み込まれるほど有名です。
また、境内では美しい梅と紅葉が楽しめることでも知られています。毎年12月13日から天神までの間、境内で収穫された梅を使った「大福梅」が授与されており、人気を集めています。
俵屋吉富
俵屋吉富は1755年創業の京菓子店です。京都らしい柔らかい印象の京菓子は見た目が美しいだけでなく、味にもこだわって作られています。
本店は室町にありますが、晴明神社の近く、烏丸通りに面したところに烏丸店があります。俵屋吉富の美味しい京菓子が食べられるのはもちろん、お店には「京菓子資料館」が併設されています。
ここでは俵屋吉富を代表する名菓の「雲龍」が抹茶と一緒にいただけます。他にも季節の生菓子を常時3~4種揃えており、京都観光の合間に立ち寄るのにぴったりです。
京都御所
晴明神社から歩いていける距離にある「京都御所」は、1331年から1869年まで天皇の居住地や公務を執り行った場所です。これまで9度の造営が行われており、今残っている建物は1855年に造営されたものです。清所門から入退出できます。
日本語に加えて英語と中国語での案内も行っているため、外国人も多く訪れる観光スポットです。当時の雰囲気が感じられる建築様式や装飾品の数々は思わず細部まで観察してしまうほど惹きつけられます。
厄除けや病気平癒の祈願はぜひ晴明神社へ!
今回は京都にある晴明神社について詳しく紹介しました。安倍晴明を祀った晴明神社は、今でも陰陽道に生きており、厄除けのパワーがあります。
厄除けや魔除けをしたい人や病気平癒を望む人は、ぜひこの晴明神社を訪れ、安倍晴明の力を借りましょう。
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