
笠置観光ホテルはなぜ心霊スポットに?ホテルの歴史や営業当時の様子とは
2020.09.23
Trima心霊編集部
京都の笠置町にある有名心霊スポット「笠置観光ホテル」。メディアで取り上げられることも多く、知ってる人も多いのではないでしょうか?この記事では、笠置観光ホテルの歴史や営業当時の様子、笠置観光ホテルで起きた事件などを紹介していきます。
京都の心霊スポット「笠置観光ホテル」
あなたは京都の心霊スポット「笠置観光ホテル」を知っていますか?観光の街と呼ばれる京都ですが、京都にも有名な心霊スポットがいくつか存在しています。
京都には、廃墟となり取り残されている建物がたくさんありますが、その中でもなぜ「笠置観光ホテル」が有名なのでしょうか?この記事では「笠置観光ホテル」の歴史や、心霊スポットと呼ばれる理由、「笠置観光ホテル」の現在について紹介していきます。
京都の心霊スポットに興味がある方、「笠置観光ホテル」に行ってみたい方は必見です。では、はじめていきましょう。
笠置観光ホテルの歴史
まずはじめに、笠置観光ホテルの歴史について触れて行きましょう。笠置観光ホテルは、なぜ廃墟になってしまったのでしょうか?
元々は観光地のホテルだった
笠置観光ホテルは、元々は観光地のホテルでした。
笠置観光ホテルがある笠置町は、京都の観光地として栄えていたのですが、1987年に国鉄がJRになり、都市部から笠置駅への直通列車がなくなったことを機に、笠置町への観光客は減少していきました。
時代の流れに取り残され閉業に
観光客が減少すれば、自ずとホテルを訪れるお客さんも減っていきます。そして、かつては観光地として栄えていた笠置町を訪れる観光客もいなくなり、笠置観光ホテルは閉業になりました。
観光ホテルが閉業になるケースは、よくある話です。観光地のそばにホテルを建てても、時代の流れで観光客がいなくなってしまうと、観光ホテルは営業が難しくなるのです。
解体途中で放置され廃墟に
笠置観光ホテルは閉業となり、解体されることが決定しました。しかし、解体工事の途中で放置されてしまったのです。
「解体の途中で放置なんてあるの?」と疑問に思う人もいるでしょうが、珍しい話ではありません。一度解体が放置されると、再び解体工事を始めるまでに時間がかかるケースがほとんどです。
笠置ホテルのように解体の途中で放置され、今も廃墟となって残っている建物は、日本に多く存在しています。
営業当時はどんなホテルだったの?
笠置観光ホテルは営業当時、地元民からも観光客からも人気のホテルでした。温泉も完備されていて、ホテルの横には木津川が流れており、景色もかなりよかったそうです。
宿泊料金は夕食朝食付きの一泊で、1人2500〜4000円です。かなり安いように感じますが、当時はどうだったのでしょう?
笠置観光ホテルが心霊スポットと言われる理由
笠置観光ホテルの歴史や、営業当時について紹介してきました。笠置観光ホテルは時代の流れによって閉業してしまいましたが、笠置観光ホテルに思い出がある人も多いでしょう。
では、なぜ笠置観光ホテルは廃墟になった後、心霊スポットと呼ばれるようになったのでしょうか?廃墟というだけで不気味な雰囲気を感じますが、笠置観光ホテルが心霊スポットになった理由は他にもあります。
では、笠置観光ホテルが心霊スポットになった理由を3つ紹介していきます。
オーナーの自殺
1つ目は「オーナーの自殺」という理由です。笠置観光ホテルが心霊スポットになった理由として最も濃厚なのが、このオーナーの自殺です。
笠置町が観光地ではなくなり、経営不振に陥ったホテルのオーナーが自殺してしまったという話です。それも、ホテルの玄関で焼身自殺という噂が飛び交っています。
廃墟となった笠置観光ホテルでは、このオーナーを見たという心霊体験をしている人も多くいます。
霊の目撃談が多い
2つ目は「霊の目撃談が多い」という理由です。笠置観光ホテルでは、霊が多く目撃されています。廃墟というだけで不気味な雰囲気を感じるものですが、霊な実際に目撃された場所は心霊スポットとして、瞬く間に有名になっていきます。
笠置観光ホテルの横には川も流れています。水場には霊が集まりやすいと、よく言われています。また、廃墟も同様です。廃墟にはもともとその場にいた霊だけではなく、その他の霊も集まっていくことが多いそうです。
メディアに取り上げられる
3つ目は「メディアに取り上げられる」という理由です。近年、心霊番組は減ってきましたが、一昔前までは毎週のように心霊番組が地上波で放送されていました。当時はそれだけ、心霊に興味を持つ人が多かったのでしょう。
有名芸能人が心霊スポットを訪れるという企画も、多く放送されていました。笠置観光ホテルは、心霊番組の心霊スポットを訪れる企画で取り上げられることが多かったのです。
メディアに取り上げられるという理由も、笠置観光ホテルが心霊スポットとして有名になった理由でしょう。
現在の笠置観光ホテルの中の様子は?
笠置観光ホテルが、心霊スポットと言われる理由を紹介しました。笠置観光ホテルは、心霊マニアの人たちが「遠くても一度は行ってみたい」と言うところだそうです。
しかし、解体途中で放置された笠置観光ホテルは現在どのような状態で残っているのでしょうか?続いては、笠置観光ホテルの現在についてご紹介します。
落書きなどがあり荒れている
笠置観光ホテルの現在の様子で、一番印象深いのが「落書き」です。廃墟に落書きがあるのはよくあることですが、笠置観光ホテルの場合は壁を埋め尽くすようにたくさんの落書きがあります。
若者にうけるようなおしゃれなロゴの落書きも多く、落書きをバックに写真を撮ることが流行っているそうです。
倒壊や風化していて危険
笠置観光ホテルは数十年前に閉業になっているため、古い建物です。解体も途中で終わっていることから、不安定な状態で建物が建っていると思った方が良さそうです。
倒壊や風化もしていて、中に入るのはかなり危険です。いつ建物が崩壊してもおかしくない状態と言えます。
解体途中で壁がない部分も
笠置観光ホテルは解体途中で放置された建物ですから、壁がない部分もあります。解体にはある程度の順序がありますが、建物が崩れないように解体していっているわけではありません。
解体途中というのは、いつ崩れてもおかしくないということです。笠置観光ホテルは心霊スポットとしても危険ですが、不安定な建物ゆえに怪我の恐れもあります。
火災の跡も見れる
笠置観光ホテルが心霊スポットと言われる理由の1つに「オーナーの自殺」という理由がありました。
オーナーは自分の身体を焼いて自殺したと言われていますが、オーナーの焼身自殺から火災につながったのか、今も笠置観光ホテルには火災の跡が残っています。
笠置観光ホテルでの事件や心霊体験談
続いては、笠置観光ホテルでの事件や心霊体験談をご紹介していきます。笠置観光ホテルでは、実際にどのような心霊現象が起こるのでしょうか?
オーナーの霊が出る
笠置観光ホテル雰囲気やばすぎwwwwww pic.twitter.com/Z8CDyspf9S
— ごりノ助🦍 (@SFP305) June 15, 2019
笠置観光ホテルが心霊スポットと言われるようになった理由の1つである、オーナーの焼身自殺。このことから、オーナーであろう男性の霊が多く目撃されています。
「霊の身体が焼けていた」という目撃証言もあれば、「フロントに男性が立っていた」という証言もあります。オーナーの霊は、今も変わらずホテルに取り付いているのでしょう。
ボイラー室に女性の霊が出る
笠置観光ホテル(京都) 焼身自殺したオーナーの幽霊や屋上の機械室に出る女性の幽霊である。 また、松竹の若手芸人がこのホテルで撮影したビデオに女性らしき顔だけが闇の中に浮かび上がるという戦慄の映像もある。 pic.twitter.com/eCpwwYwlz8
— 観覧注意 恐怖映像 (@rimilolohegy) February 23, 2020
笠置観光ホテルでよく目撃されている霊が、屋上の機械室に出るという女性の霊です。ビデオを撮影していたら、闇の中に女性の顔が浮かび上がったという話もあります。
姿をあらわす霊は、人間への影響力が大きいので注意が必要です。
笠置観光ホテルに行く時の注意点
では、最後に笠置観光ホテルに行く時の注意点を3つ紹介していきます。笠置観光ホテルに行く予定がある方、行きたいと思っている方は必見です。
必ず注意点を踏まえた上で、訪れるようにしましょう。
カビやほこりがすごい
1つ目は「カビやほこりがすごい」という注意点です。解体途中で放置されたこともあり、建物内はほこりがまっています。風が強く吹いている日などは、特にほこりがすごいです。
また、川がそばにある影響からか、カビも多く生えています。カビやほこりにアレルギー症状がある方は、特に注意が必要です。
解体途中なので危険を伴う
2つ目は「解体途中なので危険を伴う」という注意点です。笠置観光ホテルが解体途中ということは、なんども取り上げてきました。
解体されずに廃墟になった建物と、解体途中で放置され廃墟になった建物とでは、危険の度合いが大きく異なります。霊の危険よりも、建物の崩壊による身の危険の方が大きい可能性があります。
ホテル内部は立ち入り禁止
3つ目は「ホテル内部は立ち入り禁止」という注意点です。廃墟になった建物でも、土地の持ち主がいるケースや建物の持ち主がいることは多いです。このような場合、立ち入り禁止にもかかわらず、入ってしまうと不法侵入になってしまいます。
現在、笠置観光ホテルはホテル内部立ち入り禁止になっています。建物崩壊の恐れがあるからでしょう。立ち入り禁止にも関わらず、入った場合は自己責任になってしまうので注意しましょう!
笠置観光ホテルは現在は危険な場所
京都の笠置町にある有名心霊スポット「笠置観光ホテル」について、ご紹介しました。いかがでしたか?
かつては、観光地として栄えていた笠置町も時代の流れで忘れ去られ、現在は心霊スポットとして有名になっています。笠置観光ホテルは劣化が進み、建物に入ることを禁止しています。
面白半分で訪れると、思いもよらない事故に巻き込まれてしまう可能性があります。笠置観光ホテルに行きたい!と思っている方には、建物内には決して入らないことをおすすめします。
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