
霧島神宮はご利益抜群のパワースポット!見どころや霧島七不思議も!
2020.09.29
Trimaパワスポ編集部
鹿児島県にある霧島神宮は、様々なご利益を授けてくれるパワースポットとして非常に有名です。人気のお守りのご利益や、霧島に伝わっている七不思議はご存じでしょうか?霧島神宮の魅力について詳しく解説いたします。また、駐車場やアクセス方法なども要チェックです。
天孫降臨の地「霧島神宮」のありがたいご利益
鹿児島県霧島市霧島田口にある霧島神宮は、天孫降臨の地として知られており、ありがたいご利益を授かることができると言われています。
年間、約100もの祭儀が行われており、多くの参拝客で賑わっています。鹿児島県の観光でも外せない場所です。そんな霧島神宮について詳しく解説していきます。
鹿児島県の霧島神宮について
鹿児島県の霧島神宮は、天孫降臨の場所として知られています。天孫降臨は、古事記によると「日向の高千穂」と記載されています。
ですが、天孫降臨をした地は「高千穂峡」であると言う説と、「高千穂峰」だと言う説があります。そのほかにも、最初は高千穂に降臨したが、その後霧島山に移ったと言う説もあるのです。
この論争については長い間行われており、今もまだはっきりとしていません。そのため、天孫降臨をした地は「高千穂峡」と「霧島山」にある、と理解しておくのがいいでしょう。
霧島神宮の歴史
欽明天皇元年に創建されたと言われている霧島神宮は、元々は「瀬多尾」にありましたが火口の近くであったため、度々炎上し、焼失してしまったこともあります。
その後瀬多尾越に再建されるが、それもまた焼失してしまい霧島市田口の待世に、「仮宮」を建てて250年もの間そこに祀られていました。
文明16年に、兼慶上人が再興したと言われているのが、現在の霧島神宮です。ですがその後も何度が炎上してしまっており、現在の社殿は正徳5年に再建された建物です。
坂本龍馬の新婚旅行地としても有名
霧島神宮は、坂本龍馬とその妻であるお龍の新婚旅行地としても有名です。慶応2年の3月29日に高千穂峰登山をした後、霧島神宮を参拝しています。
境内にあるご神木を眺めて、その夜には華林寺の宿坊に宿泊したと言われています。残念ながら華林寺は現在はなく、石垣だけが残っている状態です。
鹿児島へは88日間旅をしていたようで、日本で最初に新婚旅行をした夫婦だと言われています。2人が入ったと言われている湯治の浴槽が塩浸温泉に今も残されていたりと、ゆかりの地が沢山存在しています。
霧島神宮のご利益
では、具体的に霧島神宮ではどんなご利益を授かることができるのかを紹介していきます。霧島神宮に祀られている神様は7柱です。主祭神は瓊瓊杵尊、天照大神の孫にあたる神です。
木花之佐久夜毘売、彦火火出見尊、豊玉姫尊、鵜鷀草葺不合尊、玉依姫尊、そして神倭磐余彦尊が祀られています。そのため、様々なご利益を授かることができるのです。
まさに有名なパワースポットとしても知られているので、是非鹿児島県へ訪れた際は霧島神宮へ足を運んでみてください。
縁結び・恋愛
木花咲耶姫命・彦火火出見尊・豊玉姫尊そして玉依姫尊は縁結びの御神徳があると言われています。恋愛成就にもご利益があるため、まずはしっかりと参拝をしましょう。
そして、その後はとても可愛らしい「恋みくじ」をしてみてください。霧島神宮の恋みくじは、ひとつひとつ着物の柄や表情が違っています。
直感でこれ!と感じるものを選んでください。見た目もとてもかわいく、女性からの人気も高いです。
子宝・安産
霧島神宮は子宝や安産にもご利益があると言われています。安産祈願のご祈祷もして頂くことができます。予約しなくても、午前8時から午後5時30分までは受付をしています。戌の日には多くの妊婦さんが足を運ぶほどです。
腹帯を持っていくと、一緒にご祈祷して頂くことができますし、初穂料によってお札やお守りを頂くこともできます。
嫁姑の関係が円滑になる
実は、霧島神宮に祀られている神様、瓊瓊杵尊と木花開姫尊は夫婦です。そしてその子供である彦火火出見尊が祀られていることから、二世帯の神様が同居していると言うことで、嫁姑の関係が円滑になると言うご利益を授けてくれると言われています。
なかなか、二世帯の神様が祀られていると言う神社は少ないので是非嫁姑関係で悩んでいる方は是非参拝してみてください。特に、嫁姑と同居をしている方におすすめです。
霧島神宮人気のお守り「九面守」
霧島神宮で人気の高い「九面守」は、色によってご利益が違います。ご利益を授かりたいと思うものを選んでみてください。
九面とはその文字の通り9つの面です。「工面が良くなる」と言われており、商工業舎には特に信仰されていたのです。この9つのお面にちなんで作られたのが「九面守」です。
お守りの種類や効果
「九面守」には9つの種類があり、色によってご利益が変わってきます。赤の面は道開きや交通安全、旅行安全です。そして青の面は、心身健全、学業成就さらに歌謡上達です。
緑の面は、病気平癒、家内安全、芸術優秀にご利益があり、白の面は厄除け、心願成就、そして出世開運に長寿のご利益があるのです。
そして阿吽一対は口が開いている面と閉じている面のことで、良縁、円満、和合にご利益があると言われています。色とお面の表情の種類で、9種類あるのです。
九面揃えると満願成就
「九面守」の9種類全てのお守りを揃えると、満願成就すると言われています。初穂料は800です。参拝するたびに集めるのもひとつの楽しみになるでしょう。
ストラップになっているので、携帯電話などにつけていつも身につけておくことができます。お守りは、毎日身につけておくことが大切です。お土産にするのもおすすめです。
霧島神宮の見どころやパワースポット
霧島神宮の境内には、様々な見所やパワースポットがあります。具体的に、どんなパワースポットがあるのかを紹介していきます。
のんびりと境内を歩いているだけで、とても癒されますし心が洗われるような気持ちになれるでしょう。展望所もあり、美しい景色に癒されます。
社殿
霧島神宮の社殿はとても美しく、それだけでも一見の価値があります。様々な色が使われており、鮮やかです。本殿だけではなく、登廊下や勅使殿等も壮麗な美しさです。
平成元年には、国指定重要文化財にも登録されています。彫刻や絵画で装飾された豪華な社殿を見るだけでもなんだかパワーを感じることができます。雄大なる自然の中に存在感を放っています。
三の鳥居
霧島神宮には、3つの鳥居があります。霧島神宮の大鳥居は高さ22.4mもあり、柱の間隔は16mで西日本一の大きさを誇っています。
霧島神宮に参拝をする時は、まず大鳥居である一の鳥居をくぐります。その後朱塗りの神橋から、78段の石段を上ります。その後ニの鳥居をくぐりさらに三の鳥居をくぐってから、本殿へと進んでいきます。
鳥居をくぐる時にはきちんと一礼をして、服装を整え、中央を歩かないように注意しながら進みましょう。三の鳥居から見える朱色の社殿はとても美しく、神聖な気持ちになることができます。
御神木の霧島スギ
霧島神宮の御神木である霧島スギは、樹齢約800年にもなります。樹高は33mもあり、付近には不思議なパワーを感じられるような雰囲気があります。
坂本龍馬とその妻も、このご神木を見て大変感動したようです。境内から一旦階段を下りて、ご神木の裏手にまわってみてください。そこからご神木を見上げると、ご神木の中心から左に伸びる枝が見えます。
それがまるで神官が手を合わせている姿に見えるのです。是非、霧島神宮へ行った際はこの枝を探してみてください。神官を見つけることができれば、運気上昇するかもしれません。
さざれ石
霧島神宮到着! さざれ石ってこれか! pic.twitter.com/W4aurqk0aC
— ピースしようぜv(・∀・)yaeh! (@naobi0523) May 3, 2017
国歌にも出てくる「さざれ石」は全国各地に存在しています。そして、霧島神宮の境内にもあるのです。参道に入るとすぐに見えてきます。
さざれ石とは、小さな石が永い年月をかけ、大きな巌になったものです。霧島神宮にさざれ石がある理由は、薩摩が、国歌である「君が代」と「日の丸」の発祥の地であると言われているからです。
なかなか見ることはできないため、まずはじっくりさざれ石の歴史とパワーを感じてみてください。
霧島神宮と関わりの深い霧島七不思議
霧島には、昔から地元の人の間で伝えられている「霧島の七不思議」があります。「霧島の七不思議」とは、霧島で見ることができる現象やパワーのあるスポットなどのことです。
その七不思議のうちの4つがなんと霧島神宮にあるのです。具体的にどのスポットが七不思議なのかについて紹介していきます。
夜中の神楽
その昔、霧島神宮が現在の場所に移った時のこと、深夜になると社殿の奥から「神楽」が鳴り響いていたのです。神官や僧侶、村人までもがその音を聞いたと言われています。
そしてなんと、今現在でもその神楽の音が時には聞こえてくると言われているのです。まさに不思議な話ですが、天孫降臨の地だからこそ有り得る話なのかもしれません。
文字岩
霧島七不思議『文字岩』
高さ4m幅15cmの巨岩の割れ目の奥に梵字が書かれているそうです。
私には見えません pic.twitter.com/wAC0whuQjK— 甘神summer (@AmagamiSummer) December 19, 2019
霧島神宮の西の方へ2kmほど歩いていくと、大きな岩があります。その大きな岩は、真ん中が割れており10cmほどの隙間があります。
その隙間を覗いて見ると、奥の方に何かの文字が書かれているのが見えるのです。ですが、人の手では動かせないほどの大きな石なので、どのようにして書いたのか不思議です。
びっしりと刻まれている謎の梵字、何が書かれているのかがわからないところがまた、魅力なのかもしれません。
御手洗川
霧島神宮の末社
若宮神社
霧島七不思議の一つである御手洗川に鎮座
御手洗川は冬の間涸れて春に水が流れ出す事から七不思議に数えられています pic.twitter.com/lAzcgGiCuH— 霧島神宮 / KIRISHIMAJINGU (@kirishimajingu_) May 16, 2017
霧島神宮の、西方250mほどの下にある岩穴から湧き出ている川が、御手洗川です。11月から4月ごろの間は、水は枯れていますが、それ以外の期間であれば美しい水が流れている様子を見ることができます。
特に5月ごろには、勢いよく水が流れ出ているのを見ることができるでしょう。ここの水は、天孫降臨の際に瓊瓊杵尊が、高天原から持ち帰ってきたと言われている「真名井の水」だと言われているのです。
両度川
こちらも霧島七不思議の一つ、両度川。今の時期は水が枯れている。 pic.twitter.com/tsLKhmGI3z
— TAKA (@takanotsubuyaki) February 3, 2014
霧島神宮から西に300m進んだ場所にある両度川は、6月ごろから水が流れ始めます。その後、8月9月ごろには一度川の水は乾いてしまいます。
毎年10日ほど流れているな…と思っていたらまた枯れ…そして数日後にまた水が流れ出すと言う不思議な川なので「両度川」と名付けられています。
風穴
霧島編その2 霧島神宮。さざれ石と風穴と亀石🐢 pic.twitter.com/YtXvvLEzDX
— いとうbot (@eisukeito) November 4, 2019
霧島神宮の旧参道にある「風穴」は昔、岩穴から風が出ていたと言われていました。現在は残念ながら風は出ていないようですが、どことなく神聖な雰囲気を放っています。
当時は、岩の上に石造の観音様が安置されていたようです。それだけ神秘的な場所なのでしょう。
蒔かずの種
霧島神宮付近の山中や竹やぶの中には、なんと種を蒔いているわけでもないのに、自然の陸稲が生えることがあります。この陸稲のことを「蒔かずの種」を呼んでいます。
この「蒔かずの種」は、天孫降臨をした瓊瓊杵尊が高天原が持ってきた種子が残っているからだと言われています。
亀石
霧島七不思議のひとつ。亀石を偶然発見!いい事がありそうな気がする!#霧島#七不思議pic.twitter.com/nltgKtdPm9
— GuruSpo (@GuruSpo) November 30, 2019
霧島神宮の旧参道にあるのが亀の形にそっくりな亀石です。この石の近くの坂は、亀石坂と呼ばれています。亀石と書かれた札が立っているので、一度見てみてください。
苔が生えている岩は、緑色になっておりさらに亀のように見えます。雄大な自然の中にあり、歩くだけでも癒されることでしょう。
霧島神宮の基本情報
次は、霧島神宮の基本情報について紹介していきます。
霧島神宮の基本情報
鹿児島県霧島市霧島田口にある霧島神宮は、境内の参拝は自由です。社務所は8時〜17時半であれば営業しているので、御朱印を頂くのであれば時間内にアクセスしましょう。
急勾配の階段を上っていかなくてはいけないので、霧島神宮へ参拝する際は歩きやすい靴・そして服装で行くことをおすすめします。展望所からは、晴れた日に鹿児島湾や桜島などを見渡すことができます。
アクセスや駐車場
霧島神宮には、無料の駐車場があります。500台もの車を停めることができます。バス専用の駐車場もあり、10台ほど停めることができます。
また、それ以上になってしまっても、別途駐車場があります。車の場合は、溝辺鹿児島空港ICから約40分ほどで着きます。福岡・熊本方面であれば、高速をおりてから30分ほどで到着します。霧島神宮駅から、バスで約15分です。
自然豊かで癒し効果も抜群!
霧島神宮はとても自然豊かで美しい場所です。足を運ぶだけでとても癒されると言う方は沢山います。様々なご利益を授けてくれるので、是非鹿児島へ訪れた際は霧島神宮へ行って、ゆっくりとパワースポットを巡ってみてください。
歴史に触れ、七不思議に触れることで、心もすっきりとすることでしょう。
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