
オホーツク流氷館の見どころを徹底解説!所要時間や料金・お土産は?
2020.06.12
Trima北海道編集部
北海道網走には「オホーツク流氷館」という流氷のミュージアムがあり、観光客に人気のスポットとなっています。流氷館限定のお土産もあり、所要時間も長くかからないので観光にぴったりです。今回は、オホーツク流氷館について割引情報や料金を含めて紹介します。
北海道網走のオホーツク流氷館見どころ解説
北海道網走には様々な観光スポットがあり、観光都市としても栄えています。その中でも子供達や観光客に人気なのが「オホーツク流氷館」です。
北海道民以外の人にとって流氷は身近なものではないため、どんなものか知りたい!実際に見てみたい!と思う人も多いでしょう。
今回はオホーツク流氷館の見どころや基本情報を徹底解説します!
オホーツク流氷館の見どころや楽しみ方
それでは早速オホーツク流氷館の見どころを紹介していきます。どのような楽しみ方ができ、どのような形で流氷に触れることができるのでしょうか。
訪れる前に少し予習しておくことで、実際に見た時により楽しめること間違いなしです。
プロジェクションマッピング
オホーツク流氷館には北海道内最大級のプロジェクションマッピングがあります。こちらは常設となっているため、どの時期に行っても楽しめます。
本物の流氷は冬の時期のみですが、このプロジェクションマッピングを見るとまるで冬の海の中にいるかのように感じられるでしょう。
壁一面に流氷をイメージしたオブジェが置かれており、そこに映像が映し出されます。単にスクリーンに映し出された映像に比べて躍動感があり、次々と姿を変える様子に年代関係なく目を奪われることでしょう。
クリオネやアザラシの映像も流れ、まるで触れるかのような距離に感じられます。
オホーツクの生き物たち
オホーツク流氷館で見られるのは流氷だけではありません。冬の間は流氷に覆われてしまうオホーツク海ですが、海の中では生き物たちが元気に動き回っています。
特にクリオネは流氷の天使とも呼ばれ、北海道に流氷がやって来る時期にしか姿を見せません。他にもフウセンウオ・ナメダンゴ・シマエビといったオホーツク海に住んでいる生き物たちを飼育展示しています。
熱帯魚はシュノーケリングやダイビングで間近で見られるのに比べ、オホーツク海は寒すぎてそのような方法では見られないため、とても貴重な体験ができるでしょう。
図鑑の中にいる生き物たちが目の前で見られるため、子供にとっても忘れられない経験となります。
流氷幻想シアター
流氷幻想シアターは、正面と左右、上下の5面にスクリーンがあります。総インチ数はなんと400インチ。視界全てがスクリーンになるのでまるで自分がオホーツク海にいるかのような感覚に陥るでしょう。
流される映像は4Kで撮影されたものなので細部まで流氷の様子が見られます。流氷同士がぶつかって砕ける様子や流氷鳴りの様子など普通では見られない場面に興奮する人が続出しています。
上映時間は8分間と短いですが、内容が充実しているので小さな子供でも集中力を切らすことなく、流氷の世界に引き込まれることが多いです。
流氷体感テラス
プロジェクションマッピングを見たり、水槽ごしに海の生き物たちを見たりするのも楽しいですが、やはり1番楽しめるのは実際に体験できるものです。
「流氷体感テラス」は室温がマイナス15度に保たれており、本物の流氷に触れることができます。北海道には流氷ツアーなども多く開催されていますが、凍える寒さに耐えられなかったり小さな子供には危なかったりします。
オホーツク流氷館内であればそのような心配もなく安全に流氷に触れることができます。また、「しばれ実験」では、誰もが1度は体験してみたいと感じている濡らしたタオルを空中で振り回して凍らせる体験ができると人気です。
展望テラス
エレベーターで3階の屋上部分に行くとあるのが「展望テラス」です。周りには高い建物などがないので、遠くまで見渡すことができます。
天気が良ければ網走湖やオホーツク海、遠くの知床半島まで見られ、涼しい風に吹かれて爽やかな気分になるので休憩にもおすすめです。季節によって見られる景色が異なることも魅力です。
天都山が「天の都にいるような心地にさせるほど美しい」と言われるのも納得できる絶景が目の前に広がっています。
オホーツク流氷館のお土産ショップ
オホーツク流氷館にはミュージアムショップがあり、流氷について学んで満喫した後はここでお土産を購入する人が多いです。北海道ならではの定番土産から網走限定のお土産、オホーツク流氷館でしか買えないものまで幅広く取り揃えています。
海の生き物のぬいぐるみはもちろん人気が高い商品ですが、オホーツク流氷館限定の「流氷ラスク」(600円)も人気です。流氷ラスクは有名なケーキとパンのお店「ダニエル・ドゥ・ノゥ」が製造しているものです。
フランスパンの上に流氷をイメージしたホワイトチョコがコーティングされており、ティータイムのお供に最適です。他にもクリオネなどの可愛らしい絵が施された「流氷ドロップ」(390円)も限定商品となっています。
オホーツク流氷館のレストラン・カフェ
オホーツク流氷館の中にはレストランとカフェが一つずつあり、外に出なくても少し休憩したり食事をとったりすることができます。中にはここでしか食べられないものもあり、ぜひ味わってほしい料理もあります。
ここでは、Café&restaurant 360とカフェ・ド・クリオネのおすすめメニューや営業時間などについて紹介します。
Café&restaurant 360
網走の頂上にある天都山に位置する「Café&restaurant 360」は、目の前にオホーツク海・網走湖・能取湖・知床連峰が広がる最高のロケーションにあります。
網走食材をはじめ北海道内で採れた食材を使った料理を提供しており、網走の美味しさを堪能できるレストランです。5月~10月は11時から17時、11月から4月は11時から16時半の営業となっています。
ランチタイムが特に人気で、3種類の「360ランチコース」(1,600円~)や「スペシャルランチコース」(2,900円)、「天都御膳」(1,600円)があります。スペシャルランチには網走産の小麦を使用した生パスタと北海道産の肉魚から選べるコースとなっています。
スイーツやアルコールも提供しているためどの時間帯にもおすすめです。なお、天都御膳は2日前までの予約制となっています。
カフェ・ド・クリオネ
「カフェ・ド・クリオネ」はオホーツク流氷館の1階に位置しています。コーヒーやからあげ、ソフトドリンクなど休憩にぴったりのメニューが揃っています。その中でもイチオシのメニューが流氷館限定の「流氷ソフトクリーム」(350円)です。
塩キャラメル味のソフトクリームで、海藻由来の天然色素で染められた青い塩がソフトクリームにかかっており、キャラメルの甘みを絶妙に引きたてます。
子供はもちろん、大人にも人気で、寒い時期でも館内は温かいので美味しく食べられます。営業時間は5月~10月は8時半~18時、11月~4月は9時~16時半です。
オホーツク流氷館の口コミ
北海道に滞在する期間が短ければ短いほど、どのスポットを観光するか絞らなければなりません。行く場所ががっかりするものだったら「せっかく来たのに・・・」と残念な気持ちになってしまいますよね。
そこで、ここでは実際にオホーツク流氷館を訪れた人の口コミを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
大人も楽しめる内容でした
行くまでは、オホーツク流氷館のような観光施設は子供向けだと思っていました。うちは5歳と7歳の子供がいるため、2人が楽しんでくれたらいいと思って行くことにしました。
しかし、行ってみるとプロジェクションマッピングや流氷体感テラスなどは大人の方が引きこまれたのではないかと思うほど見応えがありました。休憩できるスペースもあるのでゆっくり周れ、可愛い海の生き物たちに癒されました。
ミュージアムショップも充実しており、目を輝かせてぬいぐるみを選ぶ子供たちは可愛かったです。はじめて流氷というものに触れた経験が強烈だったようで、5歳の子は今まで興味がなかった海の生き物や氷のことをもっと知りたいと言っていました。(30代女性)
ランチが美味しかった!
オホーツク流氷館にあるCafé&restaurant 360のランチが美味しくて驚きました!このようなミュージアムの中のレストランは観光客向けのメニューで高めに設定されているのに味は微妙ということも少なくありませんが、ここは本格的な料理が食べられました。
私が食べたのは360ランチコースの「天」だったのですが、生パスタがもちもちで食材の旨味もしっかり活かしていると感じました。濃い味でごまかさず、食材それぞれの味が際立っていました。
パスタランチで1,600円は高いなと感じていたのですが、食べた後はこんなに美味しいのにリーズナブルだなという感想を持ったくらいです。ランチ以外のメニューも充実していたので、今度訪れる時は他の料理もぜひ食べてみたいです。(40代男性)
オホーツク流氷館の基本情報
最後にオホーツク流氷館の基本情報を紹介します。入場料やアクセス方法、駐車場情報などについてまとめました。
オホーツク流氷館を訪れる予定がある人はぜひ参考にしてみてください。
開館時間・休館日
開館時間は5月~10月の夏季と11月~4月の冬季で異なります。夏季は8時半~18時、冬季は9時~16時半です。閉館30分前まで入館することができ、天都山展望台は無料で利用できます。
定休日はありませんが、年末年始のみ10時~15時の短縮営業となるので気を付けましょう。なお、現在はコロナウイルスの影響で5月6日までの臨時休業が決まっているので、訪れる際は営業しているかチェックしてから行きましょう。
料金・割引情報
入場料金は大人770円、高校生660円、小中学生550円となっています。20名以上は団体料金となり割引を受けられます。団体料金では大人610円、高校生520円、小中学生440円です。
75歳以上は福祉料金が適用となり、610円で入場できます。障がい者手帳を持っている場合、大人610円、高校生520円、小中学生440円になります。
網走市民であれば1年間何度でも入場できる年間パスポートが購入でき、大人1,100円、高校生880円、小中学生660円と2回以上訪れる場合はお得になります。
アクセス・駐車場
オホーツク流氷館は女満別空港から約17km、JR網走駅から約5kmのところに位置しています。女満別空港から車で20分、タクシーでは4,500円~5,500円で行けます。JR網走駅からは車で10分、タクシーを使っても1,600円~1,900円です。
網走駅からは「市内観光施設めぐり」のバスに乗れば天都山で下車してすぐです。北海道各地からアクセスする場合はまずJR網走駅を目指しましょう。
新千歳空港からは約45分、旭川駅からは約4時間、帯広駅からは約5時間で網走駅に着きます。駐車場には乗用車150台、バス50台が停められ、無料で利用できるのでレンタカーでのアクセスも安心です。
観光所要時間
観光のプランで重要となるのは所要時間ですよね。限られた時間でいくつものスポットを周らなければいけない場合、1つのスポットに長い時間をかけることはできません。
オホーツク流氷館は順序に決まりが無く、自由に見て周れるようになっています。そのため、興味が無いところは飛ばしてもいいでしょう。地下階から順に見て周り、展望テラスまで行って最後はミュージアムショップでお土産を見る人が多いです。
一般的な観光所要時間は30分~40分ほどとなっており、食事をする場合は1時間以上見ておくと安心です。子供がいる場合は時間に余裕をもって行動しましょう。
子どもから大人まで楽しめる体験型施設
今回は北海道網走市にあるオホーツク流氷館について詳しく紹介しました。子供だけでなく大人まで楽しめる内容になっており、家族連れに特におすすめのスポットです。
網走でいく場所に迷っている人や流氷について知りたいという人はぜひオホーツク流氷館に訪れてみてください。「行ってよかった!」と思えること間違いなしです。
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