
福井の最恐心霊スポット12選!怖い噂があるのは東尋坊だけじゃない?
2020.09.24
Trima心霊編集部
福井県と言えば、全国で有名な自殺の名所である「東尋坊」があります。ドラマでもよく使われている現場のため、観光客も実際の東尋坊を見てみたいと訪れます。しかし福井県にある心霊スポットはそれだけではありません。今回は福井にある心霊スポットを12ヵ所紹介します。
目次
- 福井県で最恐の心霊スポットはどこ?
- 海へと引きずり込まれる「雄島」
- 落ち武者が現れるという噂がある「一乗滝」
- 自殺の名所としても知られる「東尋坊」
- 過去に起きた悲惨な事件「若杉の白い家」
- 夜な夜な聞こえる赤子の声「福井少年運動公園」
- 絶対に振り向いてはいけない「九頭竜ダム」
- 昔から語り継がれる心霊現象「丸岡城」
- 過去に列車火災が発生「北陸トンネル」
- 背後に現れる女性の霊「旧山中トンネル」
- 地元民が恐れる心霊スポット「日光ホテル」
- 浮遊霊が多くさまようスポット「西墓地公園」
- 人ではない何かが"イル"「足羽山公園」
- 心霊スポットへ訪れる際の注意
- 遊び半分で行かない
- 何かあっても「自己責任」
- 心霊スポットに足を踏み入れる際には気を付けよう
福井県で最恐の心霊スポットはどこ?
福井県は、日本でも屈指の本物の心霊スポットが多いようです。そのため、遠方からも心霊マニアたちがやってきます。実際に幽霊を見たという人や心霊現象は無かったものの体調不良となってしまった人、不気味な感じがした人など様々います。
観光のついでに心霊スポットに行ってみようという人もいるでしょう。しかし情報が多すぎるとどの場所に行こうか迷ってしまいますよね。そこで今回は、厳選した福井の心霊スポットを紹介します。
海へと引きずり込まれる「雄島」
雄島は、東尋坊の東側に位置する、越前海岸の中で最も大きな離島です。離島といっても海岸からは近いため橋がかけられており、自転車や徒歩で渡ることができます。テレビでもかなりの数の霊がいるとして取り上げられました。
東尋坊は自殺の名所であることは有名ですが、海流に乗って東尋坊で自殺した遺体が運ばれてくる場所がこの島にあたります。そのため、この橋の橋げたには度々遺体が引っかかっている状態のことがあります。そこで決して引き返してはいけません。霊を連れて帰ることになります。
また、雄島はぐるっと一周できるように道がありますが、必ず時計回りにまわるというルールがあります。反時計回りにまわり、その後亡くなった人がいるようです。
落ち武者が現れるという噂がある「一乗滝」
一乗滝はJR福井駅からバスで40分のところにある滝です。落差は12mあり、泰澄大師が滝水山浄教寺を建てました。この地は佐々木小次郎が燕返しを練習していたという伝説があり、福井の人気観光スポットとなっています。
その一方で、この滝では落ち武者の霊が目撃されることがとても多いです。この滝の近くで修行した人や戦いに負けた人が命を落としたのかもしれません。
特に夜になると辺り街灯は無いので真っ暗になり、一層怖さが増します。観光スポットなので写真を撮る人が多いですが、度々心霊写真が撮れるという噂です。
自殺の名所としても知られる「東尋坊」
福井の観光スポット、心霊スポットで最も有名なものと言えば「東尋坊」です。この地の名前を聞いたことがない人はいないほど、誰もが知っているスポットです。東尋坊は国の天然記念物にも指定されている、珍しい地形をしています。
東尋坊という平泉寺の僧侶が恋愛関係のもつれから敵の僧侶に突き落とされて亡くなったことが名前の由来となっています。岩がごつごつしており、飛び降りると海に着くまでに崖に身体を打ち付けて亡くなるため、確実に死ねる場所として選ぶ人が多いようです。
また、崖から下をのぞき込んで足が滑り、事故死してしまう人もいるようです。特に夜は自殺する気はなくても海から霊が引き寄せてくるとも言われている、とても怖い場所です。
過去に起きた悲惨な事件「若杉の白い家」
「若杉の白い家」や「ホワイトハウス」と呼ばれる心霊スポットは、福井市の住宅街の中にひっそりと建っています。全国にはホワイトハウスと呼ばれる心霊スポットが何カ所かありますが、全てに共通しているのは一家心中が行われたという点です。
そのため、心霊現象が起きたり、幽霊を目撃したりすることは日常茶飯事となっています。この若杉の白い家でも、「2階から女性の霊が覗いている」、「赤い目をした幽霊ににらまれた」という体験談が多く寄せられています。
その隣の家も無理心中で廃墟となっていたという噂もあります。
夜な夜な聞こえる赤子の声「福井少年運動公園」
福井少年運動公園は、国民体育大会やスポーツ大会の会場となることが多い場所です。陸上、水泳、テニス、野球、体育館、ゴルフコース、合宿所と幅広いスポーツが楽しめます。
また、地元の人からは「こどもの国」と呼ばれており、小さい子供が遊具で遊んだり走り回ったりしている姿をよく見かけます。このように昼間は人気があり、幽霊など出なさそうなところですが、夜になると一転して心霊スポットとなるようです。
夜に誰も乗っていないブランコが揺れている、泣いている赤ん坊の声が聞こえるという噂が多く、夜は地元の人でも近づこうとしません。
絶対に振り向いてはいけない「九頭竜ダム」
大野市にある「九頭竜ダム」は1968年に完成したロックフィルダムであり、洪水の調整や発電を行っています。ダムの頂上には歩道が整備されているため、上からダムの様子を一望できます。周りの自然と溶け込んだ美しいダムの様子は、ダム好きには堪りません。
しかし、九頭竜ダムでは19時から20時の1時間は、何があってもダムを通るときに振り向いてはいけないとされています。振り向いた先には首が折れ曲がった少女の霊と目が合うとされています。
その他にも、ダムからうめき声が聞こえる、誰かに押されてダムに落ちるなどと言われており、夜は近づかない方がいいでしょう。
昔から語り継がれる心霊現象「丸岡城」
坂井市にある「丸岡城」は1576年に織田信長の家臣の甥によって築城され、1871年に廃城となりました。この城には、合戦時に大蛇が霧をふいて城を隠したという伝説から「霞ヶ城」と呼ばれることもあります。
現在は天守の部分しか残っていませんが重要文化財として保護されています。1948年の福井地震で倒壊しましたが、壊れた部品を使って再現されました。
この城では昔から幽霊が出るという噂が絶ちません。特に女性の霊は「お静」と呼ばれており、丸岡城を築城する際、子供を侍にするという条件で人柱となり、犠牲になったようです。しかしその後も子供が侍となることはなかったため、恨んでいると言われています。
過去に列車火災が発生「北陸トンネル」
敦賀市と南条郡南越前町を結ぶ複線鉄道トンネルの「北陸トンネル」は1962年に開通し、狭軌のトンネルとしては国内最長です。
このトンネルは1972年に起こった「北陸トンネル火災事故」で多数の死傷者を出したことから、その時に亡くなった幽霊が今も棲みついていると言われています。特に作業員がはっきりと幽霊を見たと証言することが多いです。
北陸トンネル火災事故は、走行中の急行列車の食堂車から火が出て、トンネル内で緊急停止、消火活動が行われました。しかしトンネル内は暗く、作業は難航しました。
深夜であったため、多くの乗客が寝ていて避難が遅れたため、犠牲者が多かったのです。トンネルの入り口には今でも慰霊碑が立っています。
背後に現れる女性の霊「旧山中トンネル」
旧山中トンネルという名前が付いていますが、山中トンネルは鉄道時代のトンネルを今も現役で使用しています。山中峠を突っ切るのに最も重要な役割を果たしており、人々の生活に欠かせないトンネルです。
山中トンネルでは、女性の霊が目撃されることが多く、赤い服を着ていると言われています。特にトンネルの真ん中の地点が出る確率が高く、トンネルを抜けた先にも老人の霊がいるようです。
トンネルは今も使用されているので、心霊スポット巡りの際にも決して停車しないようにしましょう。灯りが少ないため、事故を起こしてしまう可能性があります。
地元民が恐れる心霊スポット「日光ホテル」
福井市にある「日光ホテル」は、多くの霊が棲みついているスポットとして一時期有名でした。しかし、集団自殺が行われたというのはただの噂であり、経営難に陥った結果廃業したただのホテルだとも言われています。
また、経営していた家族が廃業した後も自宅として使っていましたが、ある日無理心中を図ったという話もあります。どれが本当なのかは分かりませんが、取り壊そうとしても作業員が事故を起こしてしまうといういわくつきです。
正面玄関には入れないように木材が打ち付けられています。
浮遊霊が多くさまようスポット「西墓地公園」
西墓地公園は、名前からすると不気味な公園かと思うかもしれませんが、実際には霊園であり、遊ぶための遊具などは一切ありません。多くの亡くなった人が眠っている場所であるため、幽霊が多くいるのも仕方のないことです。
以前からこの付近では浮遊霊が多いという噂がありましたが、2005年に地盤陥没が起き、100以上の墓石がダメージを受けました。これをきっかけに幽霊が目撃されることが急増したようです。
地元の人の間では、墓石が壊れた事によって霊を目覚めさせてしまったという噂が広まっています。
人ではない何かが”イル”「足羽山公園」
標高116.5mの小さな足羽山の上には「足羽山公園」があります。日本さくら名所100選にも選ばれるほど、足羽山公園は桜が綺麗に見れるスポットとして有名です。
山の中には多数の古墳群が見られることや、山の西側にはかつて火葬場があったことなどから霊が集まる場所としても有名です。霊感がない人でも、はっきり霊の姿は見えないながらも、「何かがいる」という気配を感じるようです。
特に夜は暗くなると雰囲気が一転するので、訪れるなら日が出ている内にしましょう。
心霊スポットへ訪れる際の注意
福井には好奇心をくすぐられる心霊スポットも多く、訪れてみたいと感じる人も多いでしょう。しかし、心霊スポットを訪れるのであれば絶対に気を付けなければいけない注意点があるので、紹介します。
遊び半分で行かない
心霊スポットに訪れる前提として、決して遊び半分で訪れることは絶対にしてはいけません。幽霊はそのような気を感じることができると言われており、呪われる可能性があります。
また、幽霊は憑りついてやろうとタイミングを伺っている悪い霊もいます。霊の中には様々な種類があり、人間に何もせずただ浮遊しているものもいれば、呪うような悪いものもいるのです。
訪れる際にはそのようなことを含めて考えましょう。何かあってからでは遅いのです。
何かあっても「自己責任」
心霊スポットでは強力な霊もいるため、何があるかは保証できません。また、霊に憑りつかれやすい人がいたり、体調によって霊を感じやすい人がいたりします。
同じ人が同じ心霊スポットを訪れても感じ方は異なる場合もあります。呪われたとしても誰も責めることはできないため、自身で責任を取れる範囲でとどめておきましょう。
呪われると、最悪の場合、帰り道で事故を起こしたり死に至ってしまったりする可能性もあります。
心霊スポットに足を踏み入れる際には気を付けよう
今回は福井県にある怖すぎる心霊スポットを紹介しました。どれもいわくつきで、話を聞いているだけでも寒気を感じるようなところばかりです。
心霊スポットを訪れる際には十分気を付けましょう。